...私は辛抱(しんぼう)してそういう句をも選んでやがてその上堂(じょうどう)を待っています...
高浜虚子 「俳句への道」
...堂上堂下俄(にはか)に動搖(どよ)めきて...
高山樗牛 「瀧口入道」
...晩ニ至リテ上堂シ...
田中英光 「野狐」
...近衛竜山公を初め上堂の諸卿皆これに和したが...
中谷宇吉郎 「露伴先生と神仙道」
...了庵上堂の大会の日であった...
吉川英治 「美しい日本の歴史」
...堂上堂下に集まった諸将はみな錦繍の袖をかさね...
吉川英治 「三国志」
...感嘆の声は堂上堂下に湧いてしばし拍手は鳴りやまない...
吉川英治 「三国志」
...了庵(りょうあん)の上堂に...
吉川英治 「新書太閤記」
...堂上堂下、悲しみに沈んでいるこの春の御諒闇(ごりょうあん)に、虫けらまでも、さびしさが、わかるとみえます」「夜だ、どうしても、昼間とは思えない――」介(すけ)は、道を曲がる...
吉川英治 「親鸞」
...ある時上堂のついでに浄和尚のいうには...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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