...こんなめそめそした上品ぶった狭いケチな生き方よりどのくらい気が利いているかしれない...
伊藤野枝 「出奔」
...」「上品ぶったって...
太宰治 「グッド・バイ」
...いやいまだって上品ぶった正人君子たちは彼等の行状には顰蹙(ひんしゅく)しているのです...
太宰治 「惜別」
...この時代の『道徳家』たちは表面はなはだもっともらしい上品ぶった態度をしていたが...
太宰治 「惜別」
...れいによって上品ぶった態度を示し...
太宰治 「畜犬談」
...やたらに上品ぶった避暑地の恋や...
太宰治 「恥」
...上品ぶった自信家で...
H・ビーム・パイパー H. Beam Piper The Creative CAT 訳 「最愛の君」
...上品ぶったところといい……奴(やっこ)さんの顔に何ひとつ不足しているものがあるだろうか? 絵筆をとって肖像を描いたら...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...役人連のいやに上品ぶった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...一切の上品ぶったもの...
平林初之輔 「昭和四年の文壇の概観」
...上品ぶった花亭などより安いしうまい...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...上品ぶった面(つら)はしているが...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...彼はまじめで上品ぶった女を見ると...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「――この上品ぶったつらが...
山本周五郎 「やぶからし」
...上品ぶったってごまかされるものか...
山本周五郎 「やぶからし」
便利!手書き漢字入力検索