...弓形の上品な輪に...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...ずっと上品な服装ではないか...
海野十三 「少年探偵長」
...また上品な手紙は今も残っている...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...さらに上品な美しいお人形さんで...
太宰治 「お伽草紙」
...上品な育ちの男ではない...
太宰治 「津軽」
...上品な老婆であった...
太宰治 「火の鳥」
...自分のふところの暖かさやネクタイピンの手前からもつと上品なユーモアをとばしてやる義務があると思つたらしく...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「手早い奴」
...様子にひどく上品なところがあって...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ちょっと見は三十二三と言ってもいい上品な女でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そのくせ何処か上品なところのある...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...こんなお上品な仕事はじきに退屈してしまう...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...医者は堂々とした上品な態度で部屋を出て行った...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「鼻」
...一流の料理屋というのは、つまり、上品で高い料理屋のことでしょう! そういう一流店でばっかり食べることが通だと思われちゃあ、敵(かな)わないと僕も思うのである、そりゃあ、そういう上品な、高い料理を、まるっきり食わないというのも、可笑しいかも知れない...
古川緑波 「下司味礼讃」
...僕はみんな実に気持のいい上品な人たちだというよりほかはないな...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「幸福への意志」
...色の白い上品な白髪の老師匠...
山本笑月 「明治世相百話」
...ゆったりした上品な会でみな大喜び...
山本笑月 「明治世相百話」
...まことに上品な――少しやせすぎてはいますが――線のいい美人でした...
吉川英治 「江戸三国志」
...妹を招(よ)んだ侍があったそうです」「む」「上品な...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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