...真摯(しんし)な一面にはそういう明るい上品な笑いが常にこもっていました...
石原純 「アインシュタイン教授をわが国に迎えて」
...黒いセビロを着た上品なおじいさんだ...
江戸川乱歩 「影男」
...清元を『角田川』のやうなお上品なものにしようとしてゐる...
薄田泣菫 「茶話」
...私はその味わいの上品な濃厚さに感心し...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...上品な紳士である...
太宰治 「花火」
...だのに、なぜ私は、こんなに嬉(うれ)しい気持がするんだろう? (幸福そうに笑う)わたしはあの人に言ってあげた――あなたはすっきりした、上品なかたで、とても優しい声をしてらっしゃる、って...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...上品な若い僧と白い手拭をかぶつた美女との首だけをかいて相合傘の意をきかせ...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...五十ばかりの上品な婦人がある...
外村繁 「澪標」
...まっすぐな上品な姿で...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...蒼白い上品な顔をすっかり硬(こわ)ばらせて居る位ですから...
野村胡堂 「悪魔の顔」
...冷たく上品な顔を挙げたのです...
野村胡堂 「礫心中」
...この叙述をはつきりさせる爲めに上品な容貌(すがた)...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...全體の上品な樣子が去年の混血兒たちとはすこぶる異つてゐた...
堀辰雄 「ルウベンスの僞畫」
...誰かを訪ねる上品な声が聞こえた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...俳句は歌よりも上品なり...
正岡子規 「人々に答ふ」
...上品な香水の匂いに違いない事が解った...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...ソンナもの……」「彼品(あれ)はトレード製の極上品なんだ...
夢野久作 「二重心臓」
...妹を招(よ)んだ侍があったそうです」「む」「上品な...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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