...まずポインター種の猟犬が化けたような上品な婦人だった...
海野十三 「三人の双生児」
...まだ四五歳の上品な可愛らしい幼児だ...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...見違えるばかり上品な奥様姿になった...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...上品な立派な容貌と...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鉄の処女」
...ほっそりした、上品な蛇だった...
太宰治 「斜陽」
...それは何も私が教養ある上品な人物で相手は無学な田舎親爺だからというわけではなかった...
太宰治 「親友交歓」
...若々しい上品な面(おもて)に笑みを泛(うか)べて...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...五十ばかりの上品な婦人がある...
外村繁 「澪標」
...平静で嘲笑(ちょうしょう)的で上品な態度と保守的な精神とをもったヴェールの...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...はじめてその上品な細面をあげました...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...樣子にひどく上品なところがあつて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...上品な娘さんですねえ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...全體の上品な樣子が去年の混血兒たちとはすこぶる異つてゐた...
堀辰雄 「ルウベンスの僞畫」
...男どもが見たのは背の高い上品な淑女が給仕女の道化になり...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日闇夜」
...この姿も髪のかかった横顔も非常に上品な美人であった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...彼がそれまでくみしていた上品な逍遙学派から彼を引き抜き...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...大変上品な言葉になってはいるが...
柳田国男 「故郷七十年」
...それを助ける上品な淫(みだ)らの香が濃厚であった...
吉川英治 「新書太閤記」
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