...ただ上包みの紙に例によって血の指紋が押してあるだけで...
牧逸馬 「女肉を料理する男」
...悦び一方ならず夫人は上包みの紙...
牧野信一 「サフランの花」
...恨みを言いながら上包みに書かれた字だけを夫人に見せた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...巻いて上包みをしたあとでも「いかによからん」などと夕霧は口にしていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...上包みをとって内容を改めた...
室生犀星 「或る少女の死まで」
...私の処へ原稿紙で上包みを拵へた書簡を持つて来ました...
與謝野晶子 「女が来て」
...と上包みに書いてある...
吉川英治 「私本太平記」
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