...追加計上分のみ明細書に記載してください...
...何でも身のほどを忘れないように慎(つつし)み深くするのが上分別(じょうふんべつ)です...
芥川龍之介 「三つの宝」
...いろいろな点から考えてどの位上分別かわかりません...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...B氏はこの場合社長の御機嫌をとりむすんでおくのが上分別と...
薄田泣菫 「茶話」
...せめては餓死しない算段を上分別とする...
谷譲次 「踊る地平線」
...あまり上分別とは言われまい...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「妻」
...事実上分化の過程に過ぎないものを...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...新聞紙は普通新聞と特殊新聞とにその社会的機能上分類される...
戸坂潤 「辞典」
...これは両方を散らさぬ先に引き分けるが上分別(じょうふんべつ)とは思い浮んだけれども...
中里介山 「大菩薩峠」
...わしに京都へ帰れと言うの」「それがおたがいの上分別(じょうふんべつ)」「やと言うて...
中里介山 「大菩薩峠」
...自分の方で鏡の前を立ち去るのが何よりの上分別である...
夏目漱石 「坑夫」
...どこかへ転宅するのが上分別(じょうふんべつ)だろう...
夏目漱石 「門」
...なるべくここは好(いい)加減に迷亭の鋭鋒をあしらって無事に切り抜けるのが上分別なのである...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...御掛り合い遊ばさぬのが上分別と存じます」岡崎十次郎...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...なにもかも円満解決の上分別...
火野葦平 「花と龍」
...その印象やイメージは完全にこれ以上分割できないことが明らかである...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
......
福沢諭吉 「女大学評論」
...棲息の地上分布といふ考慮と公平に缺けながら...
吉川英治 「折々の記」
...寸時もはやく家康公(いえやすこう)へおとどけあるが上分別(じょうふんべつ)とこころえます」「おお...
吉川英治 「神州天馬侠」
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