...上京する前夜、城介を送るささやかな送別会が開かれた...
梅崎春生 「狂い凧」
...それから暫く經つて「いつ上京する?」と聞く...
高濱虚子 「俳諧師」
...翁の像京阪地方から上京する旅客は...
高浜虚子 「丸の内」
...あのひとと逢いに上京する事が出来た...
太宰治 「斜陽」
...廿九日の日曜の夜行で上京する...
谷崎潤一郎 「細雪」
...貞之助夫婦に連れられて廿六日の夜行で上京することに極まってからは...
谷崎潤一郎 「細雪」
...婚約の男が怒って野枝さんを追いかけて上京するというようなことが伝えられた...
辻潤 「ふもれすく」
...秋本が見舞いがてら上京するということを聴(き)いた...
徳田秋声 「仮装人物」
...妹は翌年の三月頃の初産(うひざん)を兩親のゐる私の家で濟(す)ますために暫(しばら)く上京するのであつた...
「處女作の思ひ出」
...私は法学研究のため上京するのだ...
二葉亭四迷 「平凡」
...今日上京する事も三日も前に知らせてあるのだから...
二葉亭四迷 「平凡」
...それが終り次第上京するからと返事しておいたが...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...笈(おい)を負いて上京する遊学者も...
宮崎湖処子 「空屋」
...つぎつぎに上京する弟の扶養と教育を一身に引き受け...
武者金吉 「地震なまず」
...思いきって上京することもようしなかった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...東海道の某市に医院を開いているので一月置き又は二月置きという工合に医院の方を代診に任しておいて上京するのである...
森於菟 「屍体異変」
...六日、母上京する...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...久し振りに上京すると感心する事ばかりである...
夢野久作 「お茶の湯満腹談」
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