...しかし矢野が幾多の不安をいだいて上京するに至ったのは深き家庭の事情に原因していることもちろんだ...
伊藤左千夫 「廃める」
...一番上の伯父さんがわざわざ上京することになった...
伊波普猷 「私の子供時分」
...今も革命派の上京する者は必ず来つてあれこれと相談を掛け候へども最早相手にならない事に決し候...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...もしも俺が上京するようなことがあったら...
高見順 「いやな感じ」
...妙子が突然こんな時に上京すると云い出したのは...
谷崎潤一郎 「細雪」
...昨夜の召電によつていつしよに上京する...
種田山頭火 「旅日記」
...主人が上京するのについて來たついでに寄つたのだといふ...
中島敦 「かめれおん日記」
...だから矢張り君も上京する度に僕の顏を見なければ氣が濟まないで來るのだ...
長塚節 「知己の第一人」
...――僕はどうもこんなジャケット姿ですごすご上京するのも癪ですから...
堀辰雄 「七つの手紙」
...ところでいつ行きたいの? いつ出発できるの?」「あなたは火曜日に帰ると言わなかった? 絵画の生徒のことを言わなかった? 火曜日に上京するのでしたら...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...近い中(うち)上京する...
牧野信一 「〔編輯余話〕」
...それが終り次第上京するからと返事しておいたが...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...こんだ上京する時には...
三好十郎 「猿の図」
...思いきって上京することもようしなかった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...久し振りに上京するとマゴツク事や...
夢野久作 「恐ろしい東京」
...恰も地方から上京する青年処女の純真な志が...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...今さらかん子に與へた手紙を無視して上京することが出來ないのは勿論...
横光利一 「悲しみの代價」
...地方からまれに上京する者にはそれが顕著に感ぜられた...
和辻哲郎 「城」
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