...エレベーターの上下動が止まってしまった...
...父親の職業はクレーン運転手で、上下動のスキルが必要だ...
...船の上下動に弱い人は、酔いやすい傾向にある...
...ローラーコースターのスリルには、上下動が欠かせない...
...身に感じるのは静かな上下動だけである...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...上下動は極て輕微なるも性質稍々急なりきと...
石川成章 「櫻島噴火の概況」
...只其水平動に比し上下動の輕微なりしは震央よりの離距遠きに因るものと思考せざるを得ず...
石川成章 「櫻島噴火の概況」
...ついで翌年(よくねん)には工學部大學校(こうがくぶだいがつこう)電氣學教授(でんきがくきようじゆ)たりしグレー博士(はかせ)の考案(こうあん)を改良(かいりよう)した上下動地震計(じようげどうぢしんけい)を作(つく)り出(だ)した...
今村明恒 「地震の話」
...トランクだけが独立した生物のように上下動する...
梅崎春生 「幻化」
...気流の上下動に乗って機が小刻みに揺れるだけのことです...
谷譲次 「踊る地平線」
...常に平均を保つやうに――時には際立つた上下動があるにしても...
田山録弥 「新しい生」
...殆んど律動的な残忍な上下動に身を任しているうち...
豊島与志雄 「二つの途」
...上下動になると最も困るのだ...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...極く軽い上下動でした...
牧逸馬 「運命のSOS」
...大きな口でもあけてゐるらしく新聞紙のそのあたりはさかんな上下動にふくれたり吸ひついたりして天幕(テント)のやうであつた...
牧野信一 「奇友往来」
...大地を揺(ゆす)って上下動の地震が来た...
水上滝太郎 「九月一日」
...上下動何寸、水平動何寸という大ゆれのほかに、このような複雑な大震動が交(まじ)っていた事を思えば、東大の地震計が匙(さじ)を投げたのも無理はない...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...ただし車体は上下動を烈しくし...
吉川英治 「随筆 新平家」
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