例文・使い方一覧でみる「上の人」の意味
スポンサーリンク...宗教は地上の人間の狭隘なる智能の範囲内に於（おい）て... 
Ｗ・Ｓ・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...ふたり以上の人が顔をあわせさえすれば...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...車上の人が黒紋付の袖を凧のようにひろげて...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...最高最上の人文神と仰がるるに至れり...
高木敏雄 「比較神話学」
...皆實際史上の人物たることを證言せり...
イー、エー、ゴルドン 高楠順次郎訳 「弘法大師と景教との關係」
...ケチにこそこそ暮してゐる陸上の人たちが...
太宰治 「お伽草紙」
...矢張母は自分などの手の届かない雲の上の人...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...もし人間以外のあるものが他の世界からこれら街上の人間についてただこのような統計的分布に関係した事がらのみを観察していたならば...
寺田寅彦 「備忘録」
...政治上の人民戦線の成立を待つことなく...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...必ずしも歴史上の人物に感服せず其の古今を呑吐し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦（抄）」
...席上は京都よりも三倍以上の人で旧面識の人も多かった...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...お松は再び馬上の人となって...
中里介山 「大菩薩峠」
...北国の海に特有なこの恐しい濃霧が、千島からアリューシャンにかけて、じっと垂れこめている今の時期には、海上の人々は、生命がけで手さぐりの航海をしなければならない...
中谷宇吉郎 「アラスカ通信」
...少し目上の人から意見でもして上げるようにしたらどうでしょう...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...私より十二歳上の人でした...
三浦環 「お蝶夫人」
...貧しい一人の少年が坂上の人家の窓先から一個の風船を見つけ...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...まだ地上の人々も...
吉川英治 「神州天馬侠」
...先に馬上の人となった...
吉川英治 「新書太閤記」
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