...その上のシネラリアの鉢...
芥川龍之介 「上海游記」
...最近の天文学上の新学説がこの事を語りつつあるのである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...以上の事柄(ことがら)は書物によって多少の相違はあるのだが...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...ドリスは可哀らしい情婦としてはこの上のない女である...
ダウィット Jacob Julius David 森鴎外訳 「世界漫遊」
...生活上の最大威権者はただ正義なり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...肉体上のスポーツも同様に超政治的な筈ではなかったか...
戸坂潤 「社会時評」
...義務以上の何かである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...すべてその根柢に連続的な空間時間を考えての上のことである...
中谷宇吉郎 「救われた稀本」
...以上の話は、先生が大患以後、活力をとり戻され、それが異常な発展をとげて、絢爛(けんらん)たる研究生活にはいられる転換期の四、五年間のことを主に書いたことになる...
中谷宇吉郎 「寺田寅彦の追想」
...9 立体樹枝型以上の雪は一平面内に発達した結晶であるが...
中谷宇吉郎 「雪」
...まだその他に商業上の利害の反目からフランシスコ・ザリオ以来日本の貿易と布教とを一手に占めてゐた葡萄牙(ポルトガル)人を陥(おとしい)れようとして...
長與善郎 「青銅の基督」
...いつも細君を相手に心霊学上の議論などを闘わしていたそうだ...
牧逸馬 「生きている戦死者」
...いろいろ生活上の都合もあり...
水野仙子 「道」
...学術上の参考物たり...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...これは若い時代の男が大多数中等以上の教育をうけて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...とりあえず佐倉宗五郎以上の鉄石心(てっせきしん)が必要だ...
夢野久作 「爆弾太平記」
...力や天佑以上のものである...
吉川英治 「宮本武蔵」
...世上の差別に煩わされることなく...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
便利!手書き漢字入力検索