...阿呆以上の阿呆である...
芥川龍之介 「十本の針」
...一例をあげると上の横木の末端がなす角度は縦の柱の底部と一定の関係を持っておらねばならないので...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...ノラさんが科學上の研究なんてことをいひ出したね...
ヘンリック・イブセン Henrik Ibsen 島村抱月譯 「人形の家」
...河上の人気を一身に集めて居ます...
谷崎潤一郎 「幇間」
...附合ひは皆上の人と同じ様に出す...
談洲楼燕枝(二代) 「燕枝芸談」
...上の階の妹の部屋では荷造りの音がしていた...
O. H. ダンバー O. H. Dunbar The Creative CAT 訳 「感覚の殻」
...人間以上の何かの意志を感じ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...高似孫の目録學に關する著述は以上の二つである...
内藤湖南 「支那目録學」
...お為派崩れに加担した軽輩共を取立てて、上席の者を処分するであろうなどと、余り、兄上の心に、お察しが無さすぎますぞ...
直木三十五 「南国太平記」
...頭の上の針線(はりがね)が鳴ったのに気がついて...
夏目漱石 「門」
...「百姓の菊次といふのはお前さんですか?」と人力車の上の和尚さんにききました...
新美南吉 「百姓の足、坊さんの足」
...お澪を餌(えさ)にしてこの上の大金儲けをするには...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...絶對無上の尊敬と愛慕をこめて...
萩原朔太郎 「宿命」
...頭上の栗の枝に帯をかけた...
北條民雄 「いのちの初夜」
...ただし細かい文字上の訂正加筆が多過ぎるから...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...そうしてこれ以上の正当な批評はない」したがって述べようとする主旨は次のように展開する...
柳宗悦 「工藝の道」
...もう一尺以上の重い石になっておりました...
柳田國男 「日本の伝説」
...史家は政治上の理由や古来の遷都思想のみからこの点を説こうとしているが...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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