...玉が欲しければ玉も進上するし...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...どうも竜の天上するなどと申す事は...
芥川龍之介 「竜」
...故(ゆえ)にこれは舞台に上すために書いたものでないことは明(あきら)かである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...海水を押しわけて、ぐっと浮上する...
梅崎春生 「赤い駱駝」
...女王に御礼を奏上する下院代表たちが...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...全部のひとに片端から辛辣(しんらつ)な綽名を呈上するのも...
太宰治 「パンドラの匣」
...大きな蠑(いもり)が天上するような形であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...線路は多くの場合不均整に凍上するので...
中谷宇吉郎 「凍上の話」
...その上すこぶる堅い...
夏目漱石 「坑夫」
...だからもし逆上する者があらば血液よりほかにはあるまいと思われる...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...地圖で見ると緯度でわづかに七度ほど北上するので...
野上豐一郎 「大戰脱出記」
...霞ヶ關御屋敷に參上するところであつた」砧右之助の言葉は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...初めて選考の会議に上すようになりました...
長谷川時雨 「九条武子」
...わけても音七は逆上する気味があるので...
久生十蘭 「重吉漂流紀聞」
...けれども日本のいちごは畑につくつて食卓に上すやうに仕組まれぬから遂に西洋種ばかり跋扈(ばっこ)するのだ...
正岡子規 「墨汁一滴」
...逆上すると狂人のようになる...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...あまたな殿上すべても...
吉川英治 「私本太平記」
...その馬上すがたを...
吉川英治 「新書太閤記」
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