...そっと椅子(いす)から立ち上がると...
芥川龍之介 「河童」
...あれもこれも持上がる...
石川啄木 「病院の窓」
...彼女は飛び上がる...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...上がる度に気を付けて見ていた...
寺田寅彦 「雑記(2[#「2」はローマ数字、1-13-22])」
...彼は起き上がる...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...「上がる? 元気だなあ」自分は「馬鹿にするねえ...
夏目漱石 「坑夫」
...ボチヤンとか何とか音がするだらう――萬一舟から岸へ這ひ上がるやうなら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...漕ぐ手を休めては時々お品の前に立ち上がるのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――ここでは人に聴かれる」お藤は立上がると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...スルスルと舞台正面の簾(みす)が上がると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...梯子(はしご)を二つづつ飛び上がるやうにして行きましたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...上がる前に楽屋格子の透き間からソッと客席のほうをうかがってみた...
正岡容 「小説 圓朝」
...駄目だよ桃公とても」真っ青になってフラフラとふるえ上がると...
正岡容 「寄席」
...そのまま立ち上がると...
正岡容 「寄席行燈」
...でき上がるまでは廊の座敷へ住んでおいでなさい...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...上がるまい」「なぜ」「じつは...
吉川英治 「私本太平記」
...起ち上がる者があったり――「相馬の御子は...
吉川英治 「平の将門」
...そして舟から起ち上がると...
吉川英治 「宮本武蔵」
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