...「先生、どうしました」と云ふと「今、護国寺の三門で、運慶が仁王を刻んでゐるのを見て来た所だよ」と云ふ返事があつた...
芥川龍之介 「寒山拾得」
...浅草寺観世音の仁王門、芝の三門など、あの真中(まんなか)を正面に切って通ると、怪異がある、魔が魅(さ)すと、言伝える...
泉鏡花 「開扉一妖帖」
...三門の機関銃を敷(し)いた...
海野十三 「空襲葬送曲」
...石山には三門前に...
薄田泣菫 「茶話」
...壇上三門と称されている...
直木三十五 「南国太平記」
...三門(みかど)の町を流れる溝川(みぞがわ)の水も物洗うには...
永井荷風 「草紅葉」
...――三門(みかど)で下車する...
林芙美子 「新版 放浪記」
...三門で下車する...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...四十糎の大砲が三門...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...――――――――――――中山の国分寺(こくぶじ)の三門に...
森鴎外 「山椒大夫」
...三門には勅額をかけ...
森鴎外 「山椒大夫」
...戲曲の三門を通じて求めらるべきものなれば...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...戲曲の三門を通じて見るべきものなり...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...驚の三門を知らずして入るときは...
吉川英治 「三国志」
...うち開と休と生の三門は吉...
吉川英治 「三国志」
...三門のうちどこかを突破したか...
吉川英治 「新書太閤記」
...さらに宛子城(えんしじょう)の三門やら山上大隊...
吉川英治 「新・水滸伝」
...船には大砲を三門ずつ載せているが...
和辻哲郎 「鎖国」
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