...東山東海北陸の三道にわたり...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...この三道は所詮一つだ...
種田山頭火 「一草庵日記」
...斎藤の三道場の品評(しなさだめ)をしたがるが...
中里介山 「大菩薩峠」
...一と通り三道楽を舐(な)め廻した挙句...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...買うの三道楽に身を持崩して...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「猪之松も爲五郎も、近頃は大盡のやうな顏をして居ますよ」「何時(いつ)の頃からだ」「猪之松は三月も前からだが、爲五郎はツイ此間からだ相で、飮む、打(ぶ)つ、買ふの三道樂で、金山を掘り當てたやうな景氣で」「賭事(かけごと)の好きなものは、金を持つちや居られないものらしい...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...同心(どうしん)らが三道具(みつどうぐ)を突き立てて...
森鴎外 「最後の一句」
...無用の鉞を地に捨てよ」三道栄(けいどうえい)は...
吉川英治 「三国志」
...三道から呉へ向っておる...
吉川英治 「三国志」
...三道の魏軍に接して...
吉川英治 「三国志」
...呉の水陸軍が三道から魏へ攻撃を起したことによって...
吉川英治 「三国志」
...「……ご無念はよう拝察いたされますが、なにせい小袋坂、仮粧坂(けわいざか)、極楽寺坂、三道ともに、撃ち破られましては」「逃げろというのか」「たちまち火の手も街の四方に廻りましょう...
吉川英治 「私本太平記」
...浜づたいの三道(どう)から――...
吉川英治 「私本太平記」
...諸国三道の合言葉となった...
吉川英治 「随筆 新平家」
...三道をちがえて、続々と引揚げて来た各部隊は、大手、中門のあたり、二の曲輪(くるわ)から、御本丸の広場にまで、満ち満ちていた...
吉川英治 「茶漬三略」
...あの当然に選ばなければならないはずの三道のいずれをも捨てて...
吉川英治 「宮本武蔵」
...場所が叡山道(えいざんみち)で三道の辻に当っているし...
吉川英治 「宮本武蔵」
...三道の藪や木蔭に沈んでいる吉岡勢へ向って...
吉川英治 「宮本武蔵」
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