例文・使い方一覧でみる「三葉」の意味
スポンサーリンク...「奥陶紀」には多くの種類の生物が存在しており、特に三葉虫が豊富に産出しています... 
...井伊の家紋は「丸に三葉葵」である...
...二葉三葉銀杏の葉の落ちるのを拾っている...
伊藤左千夫 「野菊の墓」
...隣りの庭から突き出た二三葉の芭蕉のひろ葉に當つて...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...三葉形（みつばがた）の縫（ぬひ）を置いて...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...葉は三葉で一葉を為（な）し...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...その男の写真を三葉...
太宰治 「人間失格」
...三葉の写真を持って来て私に手渡し...
太宰治 「人間失格」
...私は、ひとから押しつけられた材料でものを書けないたちなので、すぐにその場でかえそうかと思ったが、（三葉の写真、その奇怪さに就いては、はしがきにも書いて置いた）その写真に心をひかれ、とにかくノートをあずかる事にして、帰りにはまたここへ立ち寄りますが、何町何番地の何さん、女子大の先生をしているひとの家をご存じないか、と尋ねると、やはり新住民同志、知っていた...
太宰治 「人間失格」
...幸子は三葉の書簡箋（しょかんせん）を夫の方へ向けた...
谷崎潤一郎 「細雪」
...三葉の書簡箋（しょかんせん）をしずかに卓の上に展べ...
谷崎潤一郎 「細雪」
...「三びきの蛙（訳者注 該勲章に新たにつけられたる三葉模様をさす）を胸につけるよりは死んだがましだ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...自分は放課後鬼怒川の上流の寫眞二三葉を懷にして佐治君の下宿を訪うた...
長塚節 「教師」
...もちろん高徳寺とて嘗ての三葉葵の紋どころ燦然と破風づくりの大屋根にかゞやかしてゐた崇高な本堂は最早再び此を仰ぐ可くもないが...
正岡容 「下谷練塀小路」
...三葉柏（みつばがしわ）の紋を附け...
森鴎外 「渋江抽斎」
...この時老女がふと五百（いお）の衣類に三葉柏（みつばがしわ）の紋の附いているのを見附けた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...昔から三葉柏（みつばがしわ）の紋を附けていると答えた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...三葉の綴文（とじぶみ）である...
森鴎外 「渋江抽斎」
...翁は僕等の帰るに臨んで三葉の自身の写真に署名して贈られ...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...特に羊歯、海藻、三葉虫、海百合、舌殻綱や腹足綱(*6)のような軟体動物――これらは当該領域の原始時代の歴史との関連において真の重要性を持つと思われた...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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