...三股にかかる:話や企みなどに参加すること...
...三股をかけられる:恋愛関係で同時に複数の異性と関係を持つこと...
...三股をかける:同時に複数の異性と恋愛関係を持つこと...
...三股がかかっている:恋愛関係で同時に複数の異性と関係を持っている状態であること...
...三股を踏む:同時に複数のことをやろうとして、手をつける作業や人間関係などが複雑化すること...
...この曲りの三股原に至り...
饗庭篁村 「良夜」
...二居、三股、それぞれ清津川に沿うて二里...
石川欣一 「山を思う」
...三股からは川を離れて芝原峠を越える...
石川欣一 「山を思う」
...この川ぞいの三股(みつまた)へ...
泉鏡花 「悪獣篇」
...身はひとつ心はふたつ三股の流れによどむうたかたの...
竹久夢二 「砂がき」
...三股金剛杵を描き...
直木三十五 「南国太平記」
...三股(みつまた)の岸近くには(第四図)白魚船(しらうおぶね)四(よ)ツ手(で)網(あみ)をひろげたり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...三股(みつまた)は高尾稲荷(たかおいなり)の鳥居を彼方(かなた)に見捨て...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...それには奥地の三股...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...楷子段(はしごだん)を三股半(みまたはん)に二階まで躍(おど)り上がった...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...多くの藩では竹三本を三股にむすんで...
服部之総 「せいばい」
...一太は竹の三股を担いで栗の木の下へ行った...
宮本百合子 「一太と母」
...一太は一番低そうな枝を目がけ力一杯ガタガタ三股でかき廻した...
宮本百合子 「一太と母」
...一太は再び三股で枝を叩いた...
宮本百合子 「一太と母」
...三股(みつまた)で斬つたと云ふ俗説を反駁(はんぱく)する積(つもり)で...
森鴎外 「椙原品」
...ネプツウヌスの8275三股(みつまた)の杖を鍛ひしはわれ等なり...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...海の主(ぬし)の神様の三股(みつまた)をちょいと取るかと思うと...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...糸を巻くために用いる三股(みつまた)の(かせ)のごとき物だと言えば...
柳田國男 「地名の研究」
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