...ウチの家には三毛猫が住んでいる...
...最近、公園で三毛猫を見かけた...
...あの芸能人が飼っている猫は三毛猫だそうだ...
...インスタグラムで可愛い三毛猫の写真を見つけた...
...三毛猫は縁起が良いと言われている...
...三毛猫に狙ひを定めてゐた...
芥川龍之介 「お富の貞操」
...膝の三毛猫(みけねこ)をさすりながら...
芥川龍之介 「影」
...○三毛猫の様な格好で太陽群の隙間を歩く詩人...
李箱 「真昼」
...私の家の外塀を乗り越えて、三毛猫、白猫、黒猫、実にいろいろ近所の猫たちが入れかわり立ちかわりやって来ては、そのまま黙って通り過ぎてゆくものもあり、朝や午後からの陽あたりのいい時間には手すり廊下の一個所で、まことに心持ちよげに一刻の睡をむさぼってゆく...
上村松園 「画室談義」
...洋犬(カメ)や三毛猫までみんな財産を持つてるさうですからね……それに事によつたら勲章が貰へるかも知れない...
薄田泣菫 「茶話」
...師匠の家にも三毛猫が一匹いるが...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...三毛猫はとびつきました...
豊島与志雄 「椎の木」
...三毛猫はもうまるくなって眠っていました...
豊島与志雄 「椎の木」
...可なり毛色がよく肥りきった三毛猫であるが...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...二人が共に非常に可愛がっていた三毛猫が何処かで猫イラズでも喰べたらしく...
中島敦 「斗南先生」
...しかもその食はたいてい近所にいる大きな三毛猫が来て食ってしまった...
夏目漱石 「永日小品」
...するといつでも近所の三毛猫から追(おっ)かけられる...
夏目漱石 「永日小品」
...見ていると三毛猫の大きなやつが障子(しょうじ)の破れからぬうと首を突き出して...
夏目漱石 「僕の昔」
...小さい痩(や)せた三毛猫がじいつと何かをうかがつてゐた...
林芙美子 「浮雲」
...二階から見える黒い卓子の上には黄水仙が三毛猫のように見えた...
林芙美子 「新版 放浪記」
...ビックリ箱から跳ね出した三毛猫のように座席から飛びあがり...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...それは一匹の可愛らしい三毛猫であつた...
堀辰雄 「旅の繪」
...それは一匹の可愛らしい三毛猫であった...
堀辰雄 「旅の絵」
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