...さうして夢殿の祕佛や三月堂の諸佛や法隆寺金堂の壁畫や法華寺の彌陀三尊圖等に云ひ難き親愛と畏敬とを感ずる點に於いても...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...三月堂の不空羂索(ふくうけんさく)なども...
高村光太郎 「回想録」
...同じ三月堂の塑造日光月光(がっこう)の両菩薩(ぼさつ)像もその傾向を推し進めたものであり...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...翌日春日(かすが)神社から三月堂...
谷崎潤一郎 「細雪」
...東大寺から三月堂...
土田杏村 「あしびの花」
...翌る日、春日社、二月堂、三月堂、大佛殿、殿には博覽會あり、正倉院は地下人の入るを許されぬ處とて塀越しに望みたり、時は六月の初めつかた、このわたり草の香人を襲うて、野趣故國のなつかしみあり...
内藤湖南 「寧樂」
...三月堂の金堂にて月光菩薩像(がっこうぼさつぞう)...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...三月堂をおとずれたのち...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...三月堂へまわった...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...三月堂の外観は以前から奈良で最も好きなものの一つであったが...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...三月堂の他の諸像をほとんど眼中に置かず*...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...三月堂の不空羂索観音...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...* この後三月堂内の閉ざされた廚子のなかに塑像(そぞう)の非常にすぐれた吉祥天女像があるのを見た...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...」三月堂前の石段を上りきると...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...門を一歩出れば三月堂は自分のものである...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...三月堂は今あかるく月明に輝いてゐる...
和辻哲郎 「月夜の東大寺南大門」
...その最も代表的な例を我々は三月堂本尊に侍立せる白く剥落せる二つの塑像(そぞう)(日光(にっこう)月光(がっこう))や...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...三月堂の仏像によって昔の日本人の情調をしのぶことは出来ない...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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