...庭に三日月形の池が作られています...
...畳の隅(すみ)に三日月形の穴を開け...
内田魯庵 「淡島椿岳」
...ぴかぴか光る三日月形(みかづきがた)の黄金片と...
海野十三 「少年探偵長」
...秘密に撮影した三日月形の方の黄金メダルの半ぺらの写真を持っている...
海野十三 「少年探偵長」
...その下に切り込んだ三日月形の口孔(こうこう)の奥には高声器が見え...
海野十三 「人造人間事件」
...キューッと三日月形にひらいて...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...あの三日月形の口でニヤニヤと笑いました...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...仮面の三日月形の口からながれる血の色だけが...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...その顔が口をキューッと三日月形にひらいて...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...三日月形の傷あとが...
江戸川乱歩 「殺人迷路」
...角面堡(かくめんほう)の中央を三日月形にかなり広く破壊した...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...爪の裏が垢(あか)で薄黒く三日月形に見える...
夏目漱石 「琴のそら音」
...額(ひたい)の上へ三日月形の前髪の毛をおいた...
長谷川時雨 「旧聞日本橋」
...小さいお椀(わん)を伏せて恰好(かっこう)のよい三日月形を剃り残したのだ...
長谷川時雨 「旧聞日本橋」
...細面の顔に三日月形の眉毛がいかにも婀娜(あだ)っぽく...
火野葦平 「糞尿譚」
...その振子の下端がきらきら光る鋼鉄の三日月形になっていて...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「落穴と振子」
...その中に海に向ひて三日月形に仕切りたる青竹の矢来に...
夢野久作 「白くれない」
...三日月形(なり)に身を反らした女の姿を...
吉川英治 「平の将門」
...三日月形に顔の左の方へ向ってキュッと鋭く彫りあげている唇の線が...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索