...阿弥陀三尊は、阿弥陀如来・観音菩薩・勢至菩薩の三形相を指します...
...これを三尊の来迎(らいごう)と名づけ...
井上円了 「おばけの正体」
...同金銅釈迦(しゃか)三尊像や...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...又ソノ外ニ蜻蛉石線彫阿弥陀三尊石佛ノ一ツトシテ勢至菩薩坐像ノ拓本ヲ載セテイル...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...是れ侯は三尊中最も大なる潜勢力を有する人たればなり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...釈迦三尊仏が昔ながらの姿で...
中谷宇吉郎 「壁画摸写」
...三方鍵型にした奧庭は中心を三尊形式にして...
室生犀星 「京洛日記」
...これは今宵(こよい)の月が弥陀(みだ)の三尊(さんぞん)のお姿をお示しなされるといって...
柳田国男 「年中行事覚書」
...大日・不動・虚空蔵(こくうぞう)の三尊だと答えると...
柳田国男 「山の人生」
...或(ある)堂で見た緬甸(ビルマ)風の弥陀三尊の半裸像は一見して横山大観の「灯籠流し」の女の粉本(モデル)と成つたものらしかつた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...一光三尊仏の壇へ向って...
吉川英治 「親鸞」
...講堂薬師三尊――金堂薬師如来――金堂脇侍――薬師製作年代...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...丈六の薬師三尊がガランとした堂の幽暗のうちに...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...三尊仏としての調和もよく取れているが...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...薬師三尊よりは三十年近く早いが...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...掛かりの館員は愛想よく迎えて挨拶がすむと、さて何を出しましょう、まず法華寺三尊、さよう、どうしてもあれですな...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...有名な法華寺弥陀三尊の中尊としてこの画を見なおしにかかった...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...薬師三尊が作られた頃には...
和辻哲郎 「西の京の思ひ出」
...しかるに白鳳以後の彫像(薬師寺三尊...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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