例文・使い方一覧でみる「はからい」の意味

...宇治は高熱のため当番兵のはからいで一軒の民屋に寝た... 宇治は高熱のため当番兵のはからいで一軒の民屋に寝たの読み方
梅崎春生「日の果て」

...さて相手が睡眠剤に熟睡した頃を見はからい... さて相手が睡眠剤に熟睡した頃を見はからいの読み方
江戸川乱歩「黒蜥蜴」

...ここの取りはからいは万事愚庵が致しますから... ここの取りはからいは万事愚庵が致しますからの読み方
江見水蔭「悪因縁の怨」

...夫婦のはからいに打ちまかしてこころづくしを知ってか知らずかそのままに受け入れるようなぐあいになっていきました...
谷崎潤一郎「蘆刈」

...神は人のことを特別におはからいになるのに... 神は人のことを特別におはからいになるのにの読み方
永井隆「この子を残して」

...町人ながら諦め切れません」「――」「国府様の御はからいで... 町人ながら諦め切れません」「――」「国府様の御はからいでの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...寛治氏の思いやりのあるはからいのもとに... 寛治氏の思いやりのあるはからいのもとにの読み方
長谷川時雨「芳川鎌子」

...闇太郎のはからいで少しはなれたところに待っていたかごに... 闇太郎のはからいで少しはなれたところに待っていたかごにの読み方
三上於菟吉「雪之丞変化」

...森長さんのこととりはからいます... 森長さんのこととりはからいますの読み方
宮本百合子「獄中への手紙」

...お話のようにとりはからいます... お話のようにとりはからいますの読み方
宮本百合子「獄中への手紙」

...「よほど暇どりますか」「半刻はかかるまいと思う」「一存でははからいかねますが...
山本周五郎「赤ひげ診療譚」

...おはからい下さいませ... おはからい下さいませの読み方
吉川英治「大岡越前」

...やはり仲達のはからいで来られたわけか」「いや... やはり仲達のはからいで来られたわけか」「いやの読み方
吉川英治「三国志」

...後醍醐直々のおはからいではなかったか... 後醍醐直々のおはからいではなかったかの読み方
吉川英治「私本太平記」

...天のおはからいといえるものかもしれません... 天のおはからいといえるものかもしれませんの読み方
吉川英治「新・水滸伝」

...天道さまのおはからいに反（そむ）くから... 天道さまのおはからいに反くからの読み方
吉川英治「新・水滸伝」

...どういう御相談（おはからい）でもうけてこよう... どういう御相談でもうけてこようの読み方
吉川英治「親鸞」

...こころやさしいシンデレラのとりはからいで... こころやさしいシンデレラのとりはからいでの読み方
アンドルー・ラング再話　Andrew Lang 大久保ゆう訳「シンデレラ」

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