...伊豆(いづ)の大島(おほしま)の有(ゆう)する火山(かざん)は三原山(みはらやま)(高(たか)さ七百五十五米(しちひやくごじゆうごめーとる))と名(な)づけられ...
今村明恒 「火山の話」
...「例のラジウム二百瓦が三原山の噴火口に投げこんであることは...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
...当局は警戒網(けいかいもう)を三原山のまわりに厳重に固(かた)めめぐらした...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
...その品物を飛行機でもって三原山の噴火口に投げおとさせたと認める...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
...安永七年七月には伊豆大島の三原山の噴火があった...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...三原山の火坑に落ちて死ねない人間のやうだ...
種田山頭火 「其中日記」
...三原山投身者もこの頃減ったそうである...
寺田寅彦 「異質触媒作用」
...新聞には出ないが三原山よりは多いという...
寺田寅彦 「柿の種」
...三原山(みはらやま)の投身自殺でも火口の深さが千何百尺と数字が決まれば...
寺田寅彦 「記録狂時代」
...その三原山(みはらやま)行きの糧食としてN先生が青木堂(あおきどう)で買って持って行ったバン・フーテンのココア...
寺田寅彦 「詩と官能」
...三原山(みはらやま)投身者が大都市の新聞で奨励されると諸国の投身志望者が三原山に雲集するようなものである...
寺田寅彦 「ジャーナリズム雑感」
...毎日繰り返される三原山型の記事にはとうの昔にかびがはえているが...
寺田寅彦 「ジャーナリズム雑感」
...エベレストや三原山という地理上の特異点と...
戸坂潤 「技術の哲学」
...海をしたがへ雲をとばしてつぺんに僕を飾つてひらく山岳!伊豆大島三原山にて...
仲村渠 「頂上」
...三原山噴火口東側一キロ余のところで...
中谷宇吉郎 「「もく星」号の謎」
...無事に三原山の見物を濟まして野増村に降り...
濱田耕作 「石鏃の思出話」
...三原山外輪山の瓦色の黒ずんだ沙漠に出ると...
林芙美子 「大島行」
...私の好きな三原山の頂上の煙は...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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