...(「三五」は熟語ではありません)...
...「三三五五(さんざんござん)」という言葉で、手当たり次第に色々なことをする様子を表す...
...不景氣が若し三五年も續いて...
石川啄木 「A LETTER FROM PRISON」
...三五の十五……」彼もまたそれから先きが言えなくなってちょっとまごついたが...
魯迅 井上紅梅訳 「幸福な家庭」
...三五ある日は道綱とかをると窕子と三人で出かけた...
田山花袋 「道綱の母」
...という質問である(『東朝』一九三五年八月二十五日付)...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...二人は、京都の宿へ足を停めて、大阪の消息を、袋持三五郎から、京の動静を、友喜礼之丞から、知らせてもらうことにした...
直木三十五 「南国太平記」
...東京のものだ」「どうして」「宿の下女がそう云った」瓢箪(ひょうたん)に酔(えい)を飾る三五の癡漢(うつけもの)が...
夏目漱石 「虞美人草」
...主人三五兵衛、福之助、お専夫婦は、遠慮して階下(した)に留まり、何やらヒソヒソと囁やいている様子です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...三五郎弱りきる時...
樋口一葉 「たけくらべ」
...弱い者いぢめは此方の恥になるから三五郎や美登利を相手にしても仕方が無い...
樋口一葉 「たけくらべ」
...三五郎(らう)弱(よわ)りきる時(とき)...
樋口一葉 「たけくらべ」
...三五年の後にはやさしき身代に及ぶまじき拜領ものもありて...
樋口一葉 「花ごもり」
...三五“He shakes his head, but there is nothing in it!”カランの法術について思い出した事がある...
穂積陳重 「法窓夜話」
...憂鬱なハイネは黙ってゐた四八年と五年との考量が三五年の彼の日暦の上にあった彼は友人から肩をたゝかれるのを恐れるように腕を組み...
槇村浩 「長詩」
...十六日 │ 六・四五 │ 一〇・一〇 │十七日 │ 六・三〇 │ 午前一時 │ 皆がかえったのが十二時すこし前ですもの十八日 │ 七・三〇 │ 九・四〇 │十九日 │ 六・二〇 │ 一〇・三五 │二十日 │ 七・〇〇 │ 一〇・〇〇 │〔欄外に〕ダラディエの『フランスの防衛』Defence of France 三越に注文しましょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...離れやしないから……」「どうでもなれ」三五兵衛は吐き出すようにつぶやいて...
吉川英治 「野槌の百」
...三五兵衛は先にあるき出した...
吉川英治 「野槌の百」
...半年とこの世に生きてはいられまい」三五兵衛が旅へ立った時...
吉川英治 「八寒道中」
...それは180+170すなわち三五〇クヲタアに対して課せられ...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
便利!手書き漢字入力検索