...三々五々で遊びに行こうよ...   
...クラスメイトが三々五々先生に質問している...   
...友達が三々五々話し込んでいるので、静かにしていよう...   
...三々五々に分かれて、探検しよう...   
...パーティーでは三々五々で話をして、楽しんだ...   
...三々五々勇(いさ)ましげに語(かた)り合(あ)ふて...   
饗庭篁村  「隅田の春」 
...比島兵は柵外の警備、米国兵も遊びに来てはいけないことになっていたのだが、とにかく入口のすぐ右手にテントがあるので、三々五々、入って来ては、何だかんだと賑やかに騒ぐものもあった...   
石川欣一  「比島投降記」 
...こゝかしこに三々五々のバラツクが散在(さんざい)してゐたに過(す)ぎない...   
伊東忠太  「日本建築の發達と地震」 
...まことに久しぶりのお接待!信心遍路さんが三々五々ちらほらと巡拝してゐる...   
種田山頭火  「其中日記」 
...時刻が来ると三々五々踊り始めた...   
寺田寅彦  「旅日記から(明治四十二年)」 
...三々五々ここへ出て来る...   
永井隆  「長崎の鐘」 
...消し殘つた提灯に三々五々額を集めて...   
野村胡堂  「錢形平次捕物控」 
...帰りもならず薄暗がりに三々五々...   
野村胡堂  「銭形平次捕物控」 
...消し残った提灯に三々五々額を集めて...   
野村胡堂  「銭形平次捕物控」 
...三々五々、黒い影になって、仲仕たちは帰って行く...   
火野葦平  「花と龍」 
...原田とノブとが、「三福湯(さんぷくゆ)」の角まで来ると、三々五々、玉井家から、運動員が出て行く...   
火野葦平  「花と龍」 
...皆が三々五々ビリヤード室へ行ったり...   
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」 
...三々五々群れをなして散って行く...   
松濤明  「春の遠山入り」 
...三々五々散り行く人々のうしろで...   
横瀬夜雨  「女子文壇の人々」 
...三々五々とかたまり合って...   
吉川英治  「新書太閤記」 
...その情熱は、このお歌のうちにひそむ深意を拝察して、その反歌に、醜草(しこぐさ)の いやはびこるも醜花(しこばな)の 咲き狂ふとて御門(みかど)守(も)る われら防人(さきもり)つたへもつ天(あま)の衛府太刀(ゑふたち)すめらぎの御土(みつち)ぞ御国(みくに)まかすべき醜(しこ)の世(よ)腐(す)えに根(ね)刈(か)りつくして菊植ゑん 白菊のはな誰が作ったのか、こう長歌めいたことばに、おのずからな節をつけて、三々五々、水戸の城下を横刀闊歩(おうとうかっぽ)、一頃(ひところ)は高唱して憚(はばか)らなかったこともある...   
吉川英治  「梅里先生行状記」 
...驚いた事にはその三々五々の組が二三町の間も續いた...   
若山牧水  「みなかみ紀行」 
...驚いた事にはその三々五々の組が二三丁の間も続いた...   
若山牧水  「みなかみ紀行」 
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