...しかし乍(なが)ら、キリストがまことの道の為めに自己の生命を棄て、家族を棄て、地上の快楽を棄てて顧みなかった、克己的犠牲行為は、どれ丈人の子を罪より救い、どれ丈人の子を、一歩神に近づかしめたか知れない...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...丈人と漢陰に出合ったことがあった...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...そのとき丈人が圃(はたけ)に水をやるのに...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...丈人はむっとした顔をして...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...丈人の嫌がったのは...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...なる丈人道的に立論したいと...
オイゲン・チリコフ Evgenii Nikolaevich Chirikov 森林太郎訳 「板ばさみ」
...丈人(じょうじん)様尤(もっと)もと思召し候わば...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...五月十九日犯姪(はんてつ)寅二玉木丈人(じょうじん)様『女誠』七篇...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...山陽曰「昔人称二杜詩州以後最妙一三次蓋丈人之州也」と...
中村憲吉 「頼杏坪先生」
...『抱朴子』に〈山中卯日丈人(じょうじん)と称える者は兎なり〉...
南方熊楠 「十二支考」
...卯日(うのひ)丈人と称するは兎...
南方熊楠 「十二支考」
...どれ丈人のお蔭で出來たかといふことは...
森鴎外 「半日」
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