...幅半里高さ十メートル(三丈)もある河になつて...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...内儀も気丈な女ながら...
太宰治 「新釈諸国噺」
...なぜ外国通信の欄のフランスの部丈全文をお削りになつたのですか...
オイゲン・チリコフ Evgenii Nikolaevich Chirikov 森林太郎訳 「板ばさみ」
...曰く、「断じて無し、余は大丈夫なり、故に断じてかかる影暗きことなし...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...まだ歯の丈夫な祖母は...
豊島与志雄 「古木」
...冷たい短刀が光ります」「このくらいの濃さ加減なら大丈夫ですか」と言う間(ま)もなく長い袖(そで)が再び閃(ひらめ)いた...
夏目漱石 「虞美人草」
...代助の一家(いつけ)は是丈の人数(にんず)から出来上(できあが)つてゐる...
夏目漱石 「それから」
...さうして其償(つぐなひ)には自然の愛が残る丈である...
夏目漱石 「それから」
...せめてその様子だけでも知りとうございます」気丈らしい老母加世も...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「まさかあの後家に手ひどく彈(はじ)かれたわけぢやあるまいな」「大丈夫ですよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...死しては知己に吊はれ子孫に祭らるゝ夫れ丈を差別にして...
樋口一葉 「花ごもり」
...こんな寒い日に旅行なんぞなすってよろしいの?」「大丈夫です...
堀辰雄 「菜穂子」
...その後は何気なく雑談を交わした丈けです...
牧逸馬 「アリゾナの女虎」
...その二人と肩を並べても見劣りのしない丈の高い...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...来年になって冬ものを一つもないようにしてしまって大丈夫でしょうか(そちらに...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...外見上最も頑丈な体格をしていたくせに...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...さすがに音に聞えた偉丈夫(いじょうふ)とは見えて...
吉川英治 「新書太閤記」
...「丈八郎に出会ったら一討ち!」と...
吉川英治 「無宿人国記」
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