...大丈夫で陽気な農夫をつれあいにしていた...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」
...もう大きくなって人の背丈(せたけ)どころではなかろう...
伊藤左千夫 「落穂」
...「博士、大丈夫です...
海野十三 「火星兵団」
...直ぐベンケイが来て、一目見て、「これは結構、もう客に見せなくても、これなら大丈夫...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...していないだろうね? 大丈夫だろうね? さあ...
太宰治 「虚構の春」
...丈ばかり大きくなって...
太宰治 「失敗園」
...ダニの丈次の手を通して押しいただき...
中里介山 「大菩薩峠」
...肥(ふと)って頑丈(がんじょう)な肩をいからせながら...
中谷宇吉郎 「語呂の論理」
...然し兄(あに)の子丈あつて...
夏目漱石 「それから」
...長塚君はただ立ちながら用事丈(だけ)を頼んで帰ったそうであるが...
「『土』に就て」
...多少は心丈夫になると見える...
夏目漱石 「野分」
...身の丈(たけ)は六尺近くある...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...セリフが入ってないのでトン/\行かなかったが、玄関は大丈夫、大庭もわりにいゝ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...丈夫(ますらを)や盜賊や...
堀辰雄 「「鐡集」」
...たしかにその面影があるね――野原ぢや大丈夫だ...
牧野信一 「環魚洞風景」
...千丈の堤(つつみ)も蟻(あり)の一穴...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...只こんな丈夫でない人しか思いつかないことがあるのですが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...私がついていますから大丈夫ですよ...
横光利一 「馬車」
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