例文・使い方一覧でみる「万障」の意味
スポンサーリンク...万障（ばんしやう）を排（はい）し... 
内村鑑三 「問答二三」
...万障（ばんしょう）御繰合（おくりあわ）せ御列席の程願上（ねがいあげ）げます...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...貴殿も万障繰合せ御出席然るべく無理にもおすすめ申上候...
太宰治 「不審庵」
...今日だけはどんな用があっても万障放棄してぜひ付き合ってもらいたいというのであった...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...万障放棄して六月九日朝九時...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...「来る一月十八日月曜夕刻より官宅において舞踏大会相催し候ついては貴殿並びに御令閨にも万障御繰り合わせの上御出席の栄を得度右および御案内候也」宛名は二人の名前になっている...
――モウパンサン―― 辻潤訳 「頸飾り」
...彼は万障を繰合せても来ると思ったのさ...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「暗号舞踏人の謎」
...万障（ばんしょう）一排（いっぱい）して二月二十七日を都落（みやこおち）の日と定め...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...これを説明して死は万障を封ずるが故に偉大だと云うものがある...
夏目漱石 「虞美人草」
...やまとのためにのおはな会（よみきり）ならそれこそ万障繰り合わせても出向いていったかの観がある...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...高官らも万障を排し病気もしいて忍ぶまでにして座に加わったものである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...万障繰り合わせて能を見に行きたくなる...
夢野久作 「能ぎらい／能好き／能という名前」
...万障繰り合わせて能を見に行きたくなる...
夢野久作 「能とは何か」
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