例文・使い方一覧でみる「万斛」の意味


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...万斛(ばんこく)の同情無き能わず候...   万斛の同情無き能わず候の読み方
芥川龍之介 「影」

...この忠告を受けた時の二葉亭の胸中万斛(ばんこく)の遺憾苦悶は想像するに余りがある...   この忠告を受けた時の二葉亭の胸中万斛の遺憾苦悶は想像するに余りがあるの読み方
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」

...ただ我ら万斛(ばんこく)の悲しみを誘うのみであります...   ただ我ら万斛の悲しみを誘うのみでありますの読み方
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」

...遥々(はるばる)万斛(ばんこく)の好意をもって来朝された印度の太子さえも日本一流の大会社にかかっては――一流も一流日本においては三池か三矢かと並び称されるくらいのこの一流大会社の社員たちにかかっては...   遥々万斛の好意をもって来朝された印度の太子さえも日本一流の大会社にかかっては――一流も一流日本においては三池か三矢かと並び称されるくらいのこの一流大会社の社員たちにかかってはの読み方
橘外男 「ナリン殿下への回想」

...英雄豊太閤の臍(ほぞ)の緒(お)のために万斛(ばんこく)の熱涙を捧げた先生が...   英雄豊太閤の臍の緒のために万斛の熱涙を捧げた先生がの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...俗界万斛(ばんこく)の反吐皆動(どう)の一字より来(きた)る」「何だ本当に吐くつもりじゃないのか...   俗界万斛の反吐皆動の一字より来る」「何だ本当に吐くつもりじゃないのかの読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...噴火孔(ふんかこう)から吹き出す幾万斛(いくまんごく)の煙りは卍のなかに万遍(まんべん)なく捲(ま)き込まれて...   噴火孔から吹き出す幾万斛の煙りは卍のなかに万遍なく捲き込まれての読み方
夏目漱石 「二百十日」

...中に万斛の涙あり...   中に万斛の涙ありの読み方
正岡容 「大正東京錦絵」

...その裏面には実に万斛(ばんこく)の涕涙(ているい)を湛(たた)うるを見るなり...   その裏面には実に万斛の涕涙を湛うるを見るなりの読み方
正岡子規 「曙覧の歌」

...万斛(ばんこく)の玉を転(ころ)ばすような音をさせて流れている谷川に沿うて登る小道を...   万斛の玉を転ばすような音をさせて流れている谷川に沿うて登る小道をの読み方
森鴎外 「杯」

...8130万斛(ばんこく)の不義理を十分填め合せるでしょう...   8130万斛の不義理を十分填め合せるでしょうの読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」

...怒気満面の中に万斛(ばんこく)の涙を湛(たた)え...   怒気満面の中に万斛の涙を湛えの読み方
夢野久作 「鼻の表現」

...重蔵はハッと万斛(ばんこく)の水を浴びて小手を緩めたが...   重蔵はハッと万斛の水を浴びて小手を緩めたがの読み方
吉川英治 「剣難女難」

...万斛(ばんこく)の油が一夜にともされるという騒曲の灯の...   万斛の油が一夜にともされるという騒曲の灯のの読み方
吉川英治 「三国志」

...兵糧米二万斛(こく)の借用を申しこむと...   兵糧米二万斛の借用を申しこむとの読み方
吉川英治 「三国志」

...万斛(ばんこく)の涙をながして憐愍(れんびん)を乞うたが...   万斛の涙をながして憐愍を乞うたがの読み方
吉川英治 「三国志」

...万斛(ばんこく)の涙をそそいで...   万斛の涙をそそいでの読み方
吉川英治 「三国志」

...万斛(ばんこく)の涙を覚えていたに違いない...   万斛の涙を覚えていたに違いないの読み方
吉川英治 「私本太平記」

「万斛」の読みかた

「万斛」の書き方・書き順

いろんなフォントで「万斛」

「万斛」の英語の意味


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おうぎ   平心     

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