...「万字書き」という手法は、大量の文章を書く上での効果的な方法です...
...「万」の字が印刷されたお守りを「万字袋」と呼びます...
...漢字の総数が約2万字あるとされています...
...某国語学校では、入学試験で漢字の読み書きが2万字以上必要です...
...「古今和歌集」は、万葉集以降の和歌980首、約4万字から成る歌集です...
...万字楼の見世先(みせさき)へ送り込まれようとする時に...
中里介山 「大菩薩峠」
...万字屋の方を見ながらニヤリと笑いました...
中里介山 「大菩薩峠」
...十宇津木兵馬は万字楼の東雲(しののめ)の部屋に...
中里介山 「大菩薩峠」
...この万字楼の店前(みせさき)に群がっている様子であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...この時分、万字楼の前で、十余人の茶袋がみんな刀を抜いて振り廻し、多数の弥次馬がそれを遠巻きにして、一人残さずやっつけろと叫んでいる光景は、かなりものすさまじいものでありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...万字楼に登った客は...
中里介山 「大菩薩峠」
...万字楼の前を中心にして...
中里介山 「大菩薩峠」
...騒動の中心たる万字楼のあたりは...
中里介山 「大菩薩峠」
...万字楼の前に集(たか)っている...
中里介山 「大菩薩峠」
...万字楼の野戦病院も解散され...
中里介山 「大菩薩峠」
...なんて運が悪いことでしょう」「万字楼の白妙さんが...
中里介山 「大菩薩峠」
...紫に輝やく糸の十字万字に...
夏目漱石 「虞美人草」
...もはや万字を打って一人払いの危険を冒す人もないらしいので...
浜尾四郎 「彼が殺したか」
...一カ月六十万字の一年に七百二十万字...
久生十蘭 「新西遊記」
...普通の小説は平均八万語内外のものが多い(日本文に翻訳すると約二十万字見当である)...
平林初之輔 「商品としての近代小説」
...おめえは何家(なにや)の色子かね」「葭町(よしちょう)の万字屋(まんじや)にいる姉崎吉弥(きちや)といいまする...
吉川英治 「大岡越前」
...そのお袖を、おっ母さんと呼ぶからには、自身番の庄七に、万字屋の色子、姉崎吉弥だといっていた若衆も、蔭間ではなく――お袖の実のむすめ、お燕であるにまちがいない...
吉川英治 「大岡越前」
...やがて、万字屋から、家来どもが、引揚げてくるであろうが、此方は、船で先に下屋敷へ――と、よいか、最前の、言伝(ことづ)てを」「覚えておりまする」「そして……」と、自分の後ろから、小袖を、女被衣(おんなかぶり)にして、忍びやかに、尾いてくる者を顎(あご)で指して、「夢――人には告げるな...
吉川英治 「無宿人国記」
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