...彼女は万夫の望みを集める美人だ...
...この人事異動は社員の万夫の望みだった...
...彼は万夫の望みを叶えることができるぐらいの経験を持っている...
...政治家は常に万夫の望みを考慮に入れる必要がある...
...彼が選ばれたのは、万夫の望みを代表すると考えられたためだ...
...仕方なしに、もう出鱈目で、「前に聳え後(しりえ)に望む、一夫関に当れば、万夫も通さず、かくこそありけめ往時の武夫」とやったが、節も文句も出鱈目で、僅に自信のあるのは前の三句に過ぎない...
田中英光 「箱根の山」
...万夫不当の朝比奈をぎゅうぎゅう言わせてやれば...
中里介山 「大菩薩峠」
...幼名、久万夫、本名、潔...
藤野古白 「藤野古白句集」
...白河二所の関とは一夫道にあたりて万夫も進まざる恐ろしき嶮岨(けんそ)...
正岡子規 「旅」
...敵将華雄の万夫不当(ばんぷふとう)の勇名に圧しられてか...
吉川英治 「三国志」
...その勇や万夫不当(ばんぷふとう)...
吉川英治 「三国志」
...「関羽の勇は、万夫不当と、天下にかくれもないものです...
吉川英治 「三国志」
...曹操が残して行った曹仁は北国の万夫不当(ばんぷふとう)...
吉川英治 「三国志」
...万夫不当の武人です」「召したら来るだろうか」「幕賓の伊籍(いせき)は親しいと聞いております...
吉川英治 「三国志」
...万夫不当の勇がある...
吉川英治 「三国志」
...李異(りい)と謝旌(しゃせい)という万夫不当な勇将も二人養っているそうだ...
吉川英治 「三国志」
...万夫不当(ばんぷふとう)の勇...
吉川英治 「三国志」
...剣(けん)を持っては万夫不当(ばんぷふとう)のかれではないから...
吉川英治 「神州天馬侠」
...これらの万夫不当(ばんぷふとう)や...
吉川英治 「新書太閤記」
...ひとたび狼牙棒(ろうがぼう)とよぶ仙人掌(さぼてん)のような針を植えた四尺の棒を打てば万夫不当な概(がい)があった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...まさに万夫不当(ばんぷふとう)の骨柄(こつがら)である...
吉川英治 「新・水滸伝」
...双鎗将の董平(とうへい)という万夫不当な将軍があって...
吉川英治 「新・水滸伝」
...万夫不当(ばんぷふとう)の勇があるわけではない...
吉川英治 「平の将門」
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