...彼女に千言万句謝罪した...
...千言万句語るほどのことでもないかもしれない...
...千言万句言っても、一向に聞かない...
...彼の演説は千言万句に及ぶ論説であった...
...千言万句の言葉で彼を慰めることができた...
...一日一万句を江戸でよんだことに対抗したものであった...
淡島寒月 「明治十年前後」
...美しい双の眉だけはおそらく千言万句の言葉を現わし...
上村松園 「眉の記」
...少なくとも一万句は作り捨てるがよい...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...千言万句を流露させるのが常だったが...
久生十蘭 「カストリ侯実録」
...千句万句尽(ことごと)く皆この種の句たることを明言しなば則ち足らん...
正岡子規 「古池の句の弁」
...筆硯(ひっけん)益御清適(ごせいてき)の結果として小生の枕辺(ちんぺん)に玉稿(ぎょっこう)の山を築きこの冬も大約一万句に達し候(そうろう)事(こと)誠に御出精(ごしゅっせい)の次第とかつ喜びかつ賀(が)し奉(たてまつ)り候...
正岡子規 「墨汁一滴」
...西鶴の二万句も、こんな時に思い立ったんじゃないかと思うのは、すこし僭上でしょうか...
夢野久作 「スランプ」
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