...そういう支那の算法が我が国に伝わって来たのは、江戸時代の初期の頃でありますが、それから漸(ようや)くこれを研究する学者が我が国にも出て来たので、万治、寛文年間に世に出た磯村吉徳(いそむらよしのり)の算法闕疑抄(さんぽうけつぎしょう)とか、佐藤正興(さとうまさおき)の算法根源記(さんぽうこんげんき)とか、澤口一之(さわぐちかずゆき)の古今算法記(ここんさんぽうき)とかは、その当時の算学書としていずれも名だかいものでありました...
石原純 「關孝和」
...大小幾(いく)万の氷片(こほりのわれ)水晶(すゐしよう)の盤石(ばんじやく)のごときが...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...万年若衆は、役者の世界である...
太宰治 「東京八景」
...仮令(たとい)在家の老若(ろうにゃく)を何千人何万人召捕らるるとも...
田中貢太郎 「切支丹転び」
...この七万五千ルーブルで何をしようか...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「富籤」
...仮に一千万円集った処で...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...手頃な五十万円ばかりのものを捏造し...
豊島与志雄 「自由人」
...葬儀万端、盛大に滞りなくすみまして、その夜、さめざめと泣いてる中敏と、すやすや眠ってる二歳の子供との枕頭に、阮東は腕を組んで、いつまでも坐っていました...
豊島与志雄 「三つの悲憤」
...万事を明日(あす)に譲る覚悟をきめた彼は...
夏目漱石 「明暗」
...『日本書紀』や『万葉集』においては大体書き分けてはあるが...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...明日の夕刊は一万増刷しても大丈夫だ」無論この記事は翌日の新聞に出たのである...
平林初之輔 「或る探訪記者の話」
...万一(ひょっと)したら金も獲(え)られる...
二葉亭四迷 「平凡」
...この蛇時に数百万広野に群がり...
南方熊楠 「十二支考」
...普通本は舶載嘉靖本と万治本とである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...仰天子は尖端に針金の出ている旧式万年筆(その頃には新式)を得意になって使っておられたが...
山本笑月 「明治世相百話」
...二三万も溜まっていようかという身分になった...
夢野久作 「近世快人伝」
...弁舌と文章に万丈の気を吐き始めた...
夢野久作 「けむりを吐かぬ煙突」
...旦那方がこなけりゃこの万吉は...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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