...ロックやポップスでは、六音音階よりも七音音階や五音音階の楽曲が多い...
...十七音の発句などは勿論彼には「エピグラム的」の名のもとに排斥されることであらう...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...――即ち十七音にある訣である...
芥川龍之介 「発句私見」
...年の市線香買ひに出でばやな 芭蕉夏の月御油(ごゆ)より出でて赤坂や 同上早稲(わせ)の香やわけ入る右は有磯海(ありそうみ)同上これ等の句は悉(ことごと)く十七音でありながら...
芥川龍之介 「発句私見」
...単にその調べの上の工夫を凝らしたと云ふ点から言へば所謂(いはゆる)新傾向の作家たちは十七音によらないだけに或は俳人たちに勝つてゐるであらう...
芥川龍之介 「発句私見」
...殊に十七音に従へと言ふ僕の形式上の考へなどはもつと考へても好いと思つてゐる...
芥川龍之介 「発句私見」
...二二 五音七音七音の三句の歌の稱...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...またある人はこれを十七音字という...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...短歌形式(五七五七七) ┌奇数形式短│三句十七音...
種田山頭火 「其中日記」
...日本の詩歌では古来五音と七音の組み合せが断然多く...
信時潔 「歌詞とその曲」
...後にその中の一音が他と同音に変じて奈良朝では八十七音となったものと考えられる...
橋本進吉 「国語音韻の変遷」
...時代の下ると共に他の音と同音になって遂に奈良朝におけるごとき八十七音になったのではあるまいかと思われる...
橋本進吉 「国語音韻の変遷」
...奈良朝において右の八十七音が存在するのは...
橋本進吉 「国語音韻の変遷」
...これらの音が平安朝においては濁音二十を除いて四十八音から四十七音...
橋本進吉 「国語音韻の変遷」
...あるいは六音七音五音なるあり...
正岡子規 「俳諧大要」
...ことに中七音のうちに簡単なる形容を用うることに長じたり...
正岡子規 「俳人蕪村」
...しからざるも七音の句必ず四三または三四と切れたるを見る...
正岡子規 「俳人蕪村」
...殊に中七音の中(うち)に簡単なる形容詞を用うることに長じたり...
正岡子規 「俳人蕪村」
...しからざるも七音の句必ず四三または三四と切れたるを見る...
正岡子規 「俳人蕪村」
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