...マオカから七里ほど北のオタトモといふところに製造所があるのだが...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...このあたりでは、六、七歳位いまでの子供を「ボコ」という、その「ボコ」を二人連れて、七里の山道を、天長節のお祭見物に青柳へ泊りがけで往っていたのだという...
大下藤次郎 「白峰の麓」
...今日の行程七里...
徳冨蘆花 「馬上三日の記」
...明日は七里の渡しをして桑名まで行くというので...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...かねて藩へ七里の渡しが止まったら...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...五里、七里、八里も遠しとせずして来り踊る若い者があります...
中里介山 「大菩薩峠」
...先に七里の渡頭に於て捕われた味鋺(あじま)の子鉄であることは...
中里介山 「大菩薩峠」
...ソコヨリ七里脇ニ向坂トイウ所ニ...
中里介山 「大菩薩峠」
...澁と草津隔つる七里...
長塚節 「草津行」
...親分」晝のうちに六七里の道を歩いたことも忘れて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...江戸からわずか七里ばかりの自分の郷里へも...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...かくて鎌倉に居たり七里ヶ浜...
村山槐多 「悪魔の舌」
...「安藝の宮島めぐれば七里浦が七浦七えびす...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...ほど近い七里ヶ浜より...
吉川英治 「私本太平記」
...七里ヶ浜のその日...
吉川英治 「私本太平記」
...七里(り)の山路(やまじ)を歩いたのです...
吉川英治 「神州天馬侠」
...乙骨(おつこつ)ヶ原までの七里のあいだに...
吉川英治 「新書太閤記」
...九月二十八日戸倉(とくら)を出立して七里の山路(やまじ)を過(す)ぎ...
渡邊千吉郎 「利根水源探検紀行」
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