...寄(よ)せてはかえす七里(り)ヶ浜(はま)の浪打際(なみうちぎわ)の貝拾(かいひろ)いも私(わたくし)の何(なに)より好(す)きな遊(あそ)びの一(ひと)つでございました...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...一度の長さがアラビアの里程で五六・七里に当るという結果を得ている...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...松本から七里も深(おく)へ入った...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...七里ヶ浜の磯(いそ)づたい...
太宰治 「虚構の春」
...五月廿七日晴、行程七里、安岡町行乞、下関、岩国屋(三〇・中)ぢつとしてはゐられないので出発する、宿料が足らないので袈裟を預けて置く、身心鈍重、やうやく夕暮の下関に着いた...
種田山頭火 「行乞記」
...いわゆる「七里の江山犬羊に附す」と叫びしが如き...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...行程わづかに七里余...
徳冨蘆花 「馬上三日の記」
...今日の行程七里...
徳冨蘆花 「馬上三日の記」
...七里の渡しから浜松までの道中を...
中里介山 「大菩薩峠」
...土地を踏む前に、その予備知識の吸収に怠(おこた)りのないお銀様が、七里の渡しの名、間遠(まどお)の故事を知らないはずはありますまい...
中里介山 「大菩薩峠」
...親分」晝のうちに六七里の道を歩いたことも忘れて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それは七里の徒歩を賭けた速さといつてよかつた...
長谷健 「天草の春」
...第二場 中山七里(引返)南飛騨の勝景、中山七里の一部...
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」
...この町は高知から西へ七里隔ったところにあり...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...句や歌を彫る事は七里ケツパイいやだ...
正岡子規 「墓」
...行程七里許...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...つまり初春(はる)は二十日の七里ヶ浜大馬揃いなのである...
吉川英治 「私本太平記」
...七里ヶ浜鎌倉口と...
吉川英治 「私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??