...團三郎の細君は相川から六七里ばかり北の佐渡の西岸の關と言ふ化石の澤山採れる村から一寸行つた處の寒戸〔さぶと〕と言ふ處に祭られてゐます...
江南文三 「佐渡が島から」
...庸介のすぐ下の妹の政子(此所から七里ほど離れた村の...
相馬泰三 「田舎医師の子」
...七里ヶ浜や極楽寺(ごくらくじ)辺(あた)りの景色や土地の人の噂(うわさ)などがはずみ...
田中英光 「オリンポスの果実」
...一月十五日曇、上り下り七里、赤坂、末松屋(二五・中)雷山千如寺拝登、九州西国二十九番の霊場...
種田山頭火 「行乞記」
...七里の渡しの折、船も旅籠屋と同様、借切りで、同船の者は許さないことであった、これより先遠州の今切(いまぎれ)でも、一里の間船で渡ったのであったが、この時も一艘借切った...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...今日も七里の道中で...
中里介山 「大菩薩峠」
...まっしぐらに宮の七里の渡し場めがけて走っている...
中里介山 「大菩薩峠」
...熱田を七里の渡しの渡頭(ととう)まで行って...
中里介山 「大菩薩峠」
...七里の渡しに来て...
中里介山 「大菩薩峠」
...先に七里の渡頭に於て捕われた味鋺(あじま)の子鉄であることは...
中里介山 「大菩薩峠」
...ひとまたぎに七里ずつあるく長ぐつをはいて...
ペロー Perrault 楠山正雄訳 「眠る森のお姫さま」
...この町は高知から西へ七里隔ったところにあり...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...その瞬間諸君の反逆者は七里けっぱいになっちまうだろう...
槇村浩 「華厳経と法華経」
...山の麓路(ふもとじ)を七里余(あまり)...
松崎天民 「友人一家の死」
...行程七里半余...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...厳島延回七里強...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...経七里浜...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...堀之内へ越える山中七里の峠で...
柳田国男 「山の人生」
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