例文・使い方一覧でみる「七子」の意味


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...コックイ(極印(ごくいん))蔓などで地はいずれも七子(ななこ)です...   コックイ)蔓などで地はいずれも七子ですの読み方
高村光雲 「幕末維新懐古談」

...縁側一杯に照らす麗かな日をまともに浴びて黒い七子(なゝこ)の羽織地が銀沙(ぎんすなご)のようにきら/\光って居る...   縁側一杯に照らす麗かな日をまともに浴びて黒い七子の羽織地が銀沙のようにきら/\光って居るの読み方
谷崎潤一郎 「少年」

...七子(ななこ)の三紋(みつもん)の羽織という扮装(いでたち)で...   七子の三紋の羽織という扮装での読み方
田山花袋 「蒲団」

...父は豐かに家は富み、君の如くに今は老ゆ、我を除きて六子あり、我は即ち第七子、彼らと共に籤引きて我れ從軍の命を得つ、 400船を離れて原上に今我來る...   父は豐かに家は富み、君の如くに今は老ゆ、我を除きて六子あり、我は即ち第七子、彼らと共に籤引きて我れ從軍の命を得つ、 400船を離れて原上に今我來るの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...縮緬(ちりめん)、七子(ななこ)、市楽、薩摩、御召、大島、結城位の区別で、その上に、何々御召と名のつき出したのは、ここ二十年位の事で、私は、父が「こう、変った名ばっかりつけよったら、一々憶えられんがな」と、ぶうぶう云っていたのが、今でも、眼の中にある...   縮緬、七子、市楽、薩摩、御召、大島、結城位の区別で、その上に、何々御召と名のつき出したのは、ここ二十年位の事で、私は、父が「こう、変った名ばっかりつけよったら、一々憶えられんがな」と、ぶうぶう云っていたのが、今でも、眼の中にあるの読み方
直木三十五 「死までを語る」

...しとどめが金――鍔(つば)が南蛮鉄に銀ぞうがん……小柄(こづか)は鳥金七子地(とりがねななこじ)へ金紋虎(きんもんとら)の彫り...   しとどめが金――鍔が南蛮鉄に銀ぞうがん……小柄は鳥金七子地へ金紋虎の彫りの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...盛り上がる七子(ななこ)の縁(ふち)が幽(かす)かに浮いている...   盛り上がる七子の縁が幽かに浮いているの読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...濃(こまやか)に刻んだ七子(ななこ)は無惨(むざん)に潰(つぶ)れてしまった...   濃に刻んだ七子は無惨に潰れてしまったの読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...両蓋に隙間(すきま)なく七子を盛る金側時計が収めてあった...   両蓋に隙間なく七子を盛る金側時計が収めてあったの読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...用意はちゃんと出来てるんだから」と懐中から七子(ななこ)の三折(みつお)れの紙入を出して...   用意はちゃんと出来てるんだから」と懐中から七子の三折れの紙入を出しての読み方
夏目漱石 「野分」

...七子(ななこ)の三(み)つ折(おれ)の紙入を懐中していて...   七子の三つ折の紙入を懐中していての読み方
夏目漱石 「文鳥」

...七子刻(こゝのつ)少し廻つた頃...   七子刻少し廻つた頃の読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...黒七子(くろななこ)の三つ紋の羽織に...   黒七子の三つ紋の羽織にの読み方
広津柳浪 「今戸心中」

...茶の糸織の一ツ小袖(こそで)に黒七子(くろななこ)の羽織...   茶の糸織の一ツ小袖に黒七子の羽織の読み方
二葉亭四迷 「浮雲」

...新たに七子を生む...   新たに七子を生むの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...景帝の第七子の裔であることは明らかになった...   景帝の第七子の裔であることは明らかになったの読み方
吉川英治 「三国志」

...つまり景帝の第七子中山靖王(ちゅうざんせいおう)の裔(えい)は...   つまり景帝の第七子中山靖王の裔はの読み方
吉川英治 「三国志」

...生存セル七子ヲ有スル父及母ハ人頭並ニ動産ニ対スル課税ヲ免セラルルモノトス』「いいか」――家に帰って...   生存セル七子ヲ有スル父及母ハ人頭並ニ動産ニ対スル課税ヲ免セラルルモノトス』「いいか」――家に帰っての読み方
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」

「七子」の読みかた

「七子」の書き方・書き順

いろんなフォントで「七子」


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