例文・使い方一覧でみる「七子」の意味


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...」于鱗は嘉靖七子(かせいしちし)の一人李攀竜(りはんりよう)のことであらう...   」于鱗は嘉靖七子の一人李攀竜のことであらうの読み方
芥川龍之介 「芭蕉雑記」

...七子の羽織に仙臺平のりうとした袴...   七子の羽織に仙臺平のりうとした袴の読み方
石川啄木 「菊池君」

...コックイ(極印(ごくいん))蔓などで地はいずれも七子(ななこ)です...   コックイ)蔓などで地はいずれも七子ですの読み方
高村光雲 「幕末維新懐古談」

...縁側一杯に照らす麗かな日をまともに浴びて黒い七子(なゝこ)の羽織地が銀沙(ぎんすなご)のようにきら/\光って居る...   縁側一杯に照らす麗かな日をまともに浴びて黒い七子の羽織地が銀沙のようにきら/\光って居るの読み方
谷崎潤一郎 「少年」

...縮緬(ちりめん)、七子(ななこ)、市楽、薩摩、御召、大島、結城位の区別で、その上に、何々御召と名のつき出したのは、ここ二十年位の事で、私は、父が「こう、変った名ばっかりつけよったら、一々憶えられんがな」と、ぶうぶう云っていたのが、今でも、眼の中にある...   縮緬、七子、市楽、薩摩、御召、大島、結城位の区別で、その上に、何々御召と名のつき出したのは、ここ二十年位の事で、私は、父が「こう、変った名ばっかりつけよったら、一々憶えられんがな」と、ぶうぶう云っていたのが、今でも、眼の中にあるの読み方
直木三十五 「死までを語る」

...しとどめが金――鍔(つば)が南蛮鉄に銀ぞうがん……小柄(こづか)は鳥金七子地(とりがねななこじ)へ金紋虎(きんもんとら)の彫り...   しとどめが金――鍔が南蛮鉄に銀ぞうがん……小柄は鳥金七子地へ金紋虎の彫りの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...盛り上がる七子(ななこ)の縁(ふち)が幽(かす)かに浮いている...   盛り上がる七子の縁が幽かに浮いているの読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...堆(うずたか)く七子(ななこ)の蓋(ふた)を盛り上げている...   堆く七子の蓋を盛り上げているの読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...両蓋に隙間(すきま)なく七子を盛る金側時計が収めてあった...   両蓋に隙間なく七子を盛る金側時計が収めてあったの読み方
夏目漱石 「虞美人草」

...用意はちゃんと出来てるんだから」と懐中から七子(ななこ)の三折(みつお)れの紙入を出して...   用意はちゃんと出来てるんだから」と懐中から七子の三折れの紙入を出しての読み方
夏目漱石 「野分」

...七子刻(ここのつ)(十二時)少し廻った頃...   七子刻少し廻った頃の読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...承塵(なげし)造りの塗ガマチに赤銅七子(ななこ)の釘隠しを打ちつけた...   承塵造りの塗ガマチに赤銅七子の釘隠しを打ちつけたの読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...黒七子(くろななこ)の三つ紋の羽織に...   黒七子の三つ紋の羽織にの読み方
広津柳浪 「今戸心中」

...茶の糸織の一ツ小袖(こそで)に黒七子(くろななこ)の羽織...   茶の糸織の一ツ小袖に黒七子の羽織の読み方
二葉亭四迷 「浮雲」

...新たに七子を生む...   新たに七子を生むの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...『和漢三才図会』に蝮の子生まるる時尾まず出で竹木を巻き母と子と引き合うごとく、出生後直ぐに這い行く、およそ六、七子ありという...   『和漢三才図会』に蝮の子生まるる時尾まず出で竹木を巻き母と子と引き合うごとく、出生後直ぐに這い行く、およそ六、七子ありというの読み方
南方熊楠 「十二支考」

...景帝の第七子の裔であることは明らかになった...   景帝の第七子の裔であることは明らかになったの読み方
吉川英治 「三国志」

...生存セル七子ヲ有スル父及母ハ人頭並ニ動産ニ対スル課税ヲ免セラルルモノトス』「いいか」――家に帰って...   生存セル七子ヲ有スル父及母ハ人頭並ニ動産ニ対スル課税ヲ免セラルルモノトス』「いいか」――家に帰っての読み方
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「ぶどう畑のぶどう作り」

「七子」の読みかた

「七子」の書き方・書き順

いろんなフォントで「七子」


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名望   本意でない   娯楽小説  

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