...丁寧なお辞儀をする...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...今度は御丁寧な靴箆の紙包だ...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...態度にもどこやら丁寧なところがあった...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鉄の処女」
...いきなりワーッ……」丁寧な言葉とぞんざいな言葉をごっちゃにして...
高見順 「如何なる星の下に」
...おそろしく丁寧なお辞儀をしました...
太宰治 「老ハイデルベルヒ」
...―――御丁寧なお手紙を拝誦(はいしょう)してお心持はよく諒承(りょうしょう)した...
谷崎潤一郎 「細雪」
...『そんな目に逢いやがった』なんて仰しゃったんです? 私はもっと丁寧な言い方を考えていたんですよ...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...その繊細な手、綺麗な髪、生々しい顔色、控目な言葉、丁寧な態度、細かく注意のゆき届いた服装、そういうものが彼の心を喜ばした...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ふだんは私に丁寧な言葉遣いをし...
豊島与志雄 「田園の幻」
...御草稿本に依つてさう云ふ丁寧な校語を附けましたか...
内藤湖南 「弘法大師の文藝」
...わりあいに丁寧な物の尋ね様です...
中里介山 「大菩薩峠」
...三四郎は丁寧な礼状を美禰子に送った...
夏目漱石 「三四郎」
...皆樣、有難う御座います」近所の衆や親類達へ、丁寧な挨拶です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...モローゾフ教授の丁寧な言葉使いが...
久生十蘭 「地底獣国」
...丁寧な下繪を描いた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...後からくっついてきた小圓太もついいっしょになって馬鹿丁寧なお辞儀をした...
正岡容 「小説 圓朝」
...その丁寧な物腰言葉に妙に隔てられて...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...三何を聞いてみてもただ丁寧なばかりで...
柳田国男 「雪国の春」
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