...今朝は一難の後、ようやく会場にたどり着いた...
...仕事で一難を乗り越えた時には、達成感がある...
...彼女と付き合っていると、よく一難が起こる...
...強い風雨の中、登山家たちは一難を乗り越えて山頂に到着した...
...旅行中、一難があったけど、結局は楽しい思い出になった...
...二八 取二信於人一難也...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...形勢険悪一難去ってまた一難!せっかく火星人のごきげんを取結んだと思ってほっと一安心したのも束(つか)の間(ま)...
海野十三 「火星探険」
...大胆不敵の艦長痛快な捨身の戦法一難去って又一難...
海野十三 「太平洋雷撃戦隊」
...一難わづかにのがれて、又一難來たる...
大町桂月 「春の筑波山」
...奥さんの一難去ってまた一難の御嘆息も...
太宰治 「虚構の春」
...またぞろ一難が押し寄せて来る...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...切符改めの木戸を通り越すが又一難なりき...
内藤湖南 「寧樂」
...気力乏しき人にとりて随分一難事とも称すべきものなるが故に...
福沢諭吉 「日本男子論」
...とりあえず一難去った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...こう言おうとしたのでしょう?」第二十四章 一難去ってビンセントが不機嫌にうなずいた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...一難去ってまた一難とはこのことだ...
正岡容 「寄席」
...鬮引の場に入るだけでも一難儀ぢやのに...
藪野椋十 「「一握の砂」序」
...功(こう)なき関羽(かんう)一難路へかかったため...
吉川英治 「三国志」
...ここの一難は去ったとしても...
吉川英治 「私本太平記」
...それらの支障は、われらの捨身で、一難一難、押し切らいでなるものか」とも揚言し、また、「何、不知哉丸さまを、どこへ隠したとな? 知るものか、若党ばらが血気一存でしたことだ...
吉川英治 「私本太平記」
...一難(なん)さってまた一難...
吉川英治 「神州天馬侠」
...それから方向をまわすのに一難儀あって...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...一難、また一難...
吉川英治 「鳴門秘帖」
便利!手書き漢字入力検索