...今朝は一難の後、ようやく会場にたどり着いた...
...仕事で一難を乗り越えた時には、達成感がある...
...彼女と付き合っていると、よく一難が起こる...
...強い風雨の中、登山家たちは一難を乗り越えて山頂に到着した...
...旅行中、一難があったけど、結局は楽しい思い出になった...
......
饗庭篁村 「木曾道中記」
...二八 取二信於人一難也...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...之即ち前内閣系の野心家が現内閣の生命を議會閉會後まで延ばし置かんとする第一の原因にして敵をして此一難局を處理せしめ然る後に己れ取つて代らんとする心事稍陋とすべし...
石川啄木 「雲間寸觀」
...一難さって、また一難である...
海野十三 「空気男」
...一難去って又一難...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...言葉が第一難かしい...
田山録弥 「小説新論」
...とりあえず一難去った...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...一難去ってまた一難とはこのことだ...
正岡容 「寄席」
...一難また一難、何(な)んでも来(こ)よ、それを踏み越えて行(ゆ)く用意がしかと何時(いつ)でもある...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...その鞍縁(くらぶち)へ手をかけて見ろ」一難去ってまた一難...
吉川英治 「江戸三国志」
...一度出た力は信念になる、次の艱難に當れば更に次の力を引きだされ、一難ごとに、信念の上に信念を加へて行く...
吉川英治 「折々の記」
...「そうだ……一難一難...
吉川英治 「三国志」
...けれど一難去ればまた一難...
吉川英治 「三国志」
...一難(なん)さってまた一難...
吉川英治 「神州天馬侠」
...一難(なん)去(さ)ってまた一難...
吉川英治 「神州天馬侠」
...さあこの矢(や)のほうにも一難(なん)がある...
吉川英治 「神州天馬侠」
...一難をふり顧(かえ)るときの生命の大きな呼吸...
吉川英治 「新書太閤記」
...それから方向をまわすのに一難儀あって...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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