...今朝は一難の後、ようやく会場にたどり着いた...
...仕事で一難を乗り越えた時には、達成感がある...
...彼女と付き合っていると、よく一難が起こる...
...強い風雨の中、登山家たちは一難を乗り越えて山頂に到着した...
...旅行中、一難があったけど、結局は楽しい思い出になった...
......
饗庭篁村 「木曾道中記」
...之即ち前内閣系の野心家が現内閣の生命を議會閉會後まで延ばし置かんとする第一の原因にして敵をして此一難局を處理せしめ然る後に己れ取つて代らんとする心事稍陋とすべし...
石川啄木 「雲間寸觀」
...形勢険悪一難去ってまた一難!せっかく火星人のごきげんを取結んだと思ってほっと一安心したのも束(つか)の間(ま)...
海野十三 「火星探険」
...一難さって、また一難である...
海野十三 「空気男」
...大胆不敵の艦長痛快な捨身の戦法一難去って又一難...
海野十三 「太平洋雷撃戦隊」
...一難去って又一難...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...言葉が第一難かしい...
田山録弥 「小説新論」
...切符改めの木戸を通り越すが又一難なりき...
内藤湖南 「寧樂」
...気力乏しき人にとりて随分一難事とも称すべきものなるが故に...
福沢諭吉 「日本男子論」
...一難去ってまた一難とはこのことだ...
正岡容 「寄席」
...鬮引の場に入るだけでも一難儀ぢやのに...
藪野椋十 「「一握の砂」序」
...一難また一難、何(な)んでも来(こ)よ、それを踏み越えて行(ゆ)く用意がしかと何時(いつ)でもある...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...その鞍縁(くらぶち)へ手をかけて見ろ」一難去ってまた一難...
吉川英治 「江戸三国志」
...功(こう)なき関羽(かんう)一難路へかかったため...
吉川英治 「三国志」
...ここの一難は去ったとしても...
吉川英治 「私本太平記」
...押しよせるは必定(ひつじょう)です」「一難(なん)さってまた一難か...
吉川英治 「神州天馬侠」
...さあこの矢(や)のほうにも一難(なん)がある...
吉川英治 「神州天馬侠」
...一難一難、身をもって当りつつ、その都度、ずばずば考えを決してゆけばよい)と、肚をすえてしまったもののようである...
吉川英治 「新書太閤記」
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