...わたしも亦一鑵六十銭の蟹の鑵詰めを自慢しなければならぬ...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...一鑵(かん)三月(みつき)もある...
林芙美子 「清貧の書」
...○オートミルは弐斤入一鑵四十五銭...
村井弦斎 「食道楽」
...クリームは一鑵弐十八銭なり...
村井弦斎 「食道楽」
...○焼粉は二十五オンス入一鑵六十銭なり...
村井弦斎 「食道楽」
...そこから中座の筋むかい、雁治郎飴の銀杏返(いちょうがえ)しに結った娘さんから、一鑵(かん)、ゆいわたを締めつけるように買ってきた包のなかから、古典の都市がちらちら介在する...
吉行エイスケ 「大阪万華鏡」
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