...わが日本島の如きはその堤防の一部であると見られる...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...球体の一部であるところの...
江戸川乱歩 「鏡地獄」
...軟骨はその成り立ちの一部であることを指摘している...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...一個の人間ではなくてジーキルの一部であるという従属的地位に返らせた...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...新聞は生活の一部であることを証拠立てる...
種田山頭火 「其中日記」
...学者で新聞雑誌にものを書くことが悪い意味でのいわゆるジャーナリズムの一部であるように考える理由なき誤解があるのと...
寺田寅彦 「科学と文学」
...悪事の黙許は親切の一部である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...哲学もがその一部であるところの最も広い存在の問...
中井正一 「芸術の人間学的考察」
...現在種子の名義になっている動産並(ならび)に不動産は犯人が検挙せられる以前合法的に隠匿(いんとく)した私財の一部であるのかも知れない...
永井荷風 「ひかげの花」
...立派に生きている木の一部であることが条件で...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...寧ろその一部である頭の内にあるやうに思はれる...
南部修太郎 「現代作家に対する批判と要求」
...その石は大なる石壁の一部であるように見えたが...
穂積陳重 「法窓夜話」
...」亦榛軒遺言の一部である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...しかもその極めて小さな一部である」ということを...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...(九月十八日)巴里(パリイ)に於ける第一印象(晶子)(これは自分が巴里(パリイ)の文芸雑誌「レザンナアル」の記者の望みに応じて書いた所感の一部である...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...辞典は自己の脳細胞そのものの一部であることを...
吉川英治 「辞典のすすめ」
...信長の手足の一部である...
吉川英治 「新書太閤記」
...私の学説の一部であると考えているように思われる――もしも彼が費用というのが...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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