...台湾は中国の一部であると私どもは考えなければならぬのであります...
浅沼稲次郎 「浅沼稲次郎の三つの代表的演説」
...これは本艇の一部であると分った...
海野十三 「火星探険」
...この項目の一部である政治...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...白河内(しろこうち)岳という白峰連山の一部であるそうだが...
大下藤次郎 「白峰の麓」
...この土地が提供する無尽蔵のたのしみの一部である...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...チョウセン半島はスサノオ(素盞嗚)の命(みこと)によって経営せられたものであるから本来日本の一部であるとするような...
津田左右吉 「日本歴史の研究に於ける科学的態度」
...学者で新聞雑誌にものを書くことが悪い意味でのいわゆるジャーナリズムの一部であるように考える理由なき誤解があるのと...
寺田寅彦 「科学と文学」
...宛も彼自身の一部であるかのようだった...
豊島与志雄 「二つの途」
...悪事の黙許は親切の一部である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...これも自然の運行の一部である...
中沢臨川 「愛は、力は土より」
...立派に生きている木の一部であることが条件で...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...この集に收めた四篇は手習艸紙のつもりで書いた夥しい原稿の中の一部である...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...君は僕であり僕の一部である...
三好十郎 「俳優への手紙」
...しかもその極めて小さな一部である」ということを...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ここでは美も用のなくてはならぬ一部である...
柳宗悦 「工藝の道」
...あれは今の周智(しゅうち)郡気多(けた)村大字小俣(おまた)京丸の一部である...
柳田國男 「地名の研究」
...官能表徴は感覚表徴の一属性であってより最も感性的な感覚表徴の一部である...
横光利一 「新感覚論」
...勿論新しい作者の戯曲を選択して世間(せげん)に紹介する事も国立劇場の目的の一部であるが...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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