...先づ遊里を一通り洗ふきめ手は...
心猿 「荷風翁の發句」
...一通り見てしまうと三人は元の客間へ帰った...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...それからクラブまで一通りそろっているし...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「イオーヌィチ」
...大衆はその一通りの被デマゴギー性の残滓にも拘らず...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...この小説を一通り読んでも...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...其他一通りの器具が...
豊島与志雄 「朝やけ」
...母は彼の様子を一通り見調べて...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...もう一通りの遊び方ではたんのうができないし...
中里介山 「大菩薩峠」
...食器の類も一通りは取揃えてある...
中里介山 「大菩薩峠」
...語学なんていうものは一通りの根気で仕あがるものじゃない...
中里介山 「大菩薩峠」
...平次の説明を一通り聽くと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...他の人ならば一通りの怒りでは有るまじと...
樋口一葉 「たけくらべ」
...一通り読みかへして見た...
平出修 「瘢痕」
...一通りの事なら自分で原書を調べて容易に分(わか)るから...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...文法の十六則に一通り目を透(とほ)しさへすれば...
二葉亭四迷 「エスペラントの話」
...一通りならぬ興味を持っている...
穂積陳重 「法窓夜話」
...そのとき秀吉のよろこびかたは一通りでなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...一通りな鍛錬は積んで来たつもりなのである...
吉川英治 「宮本武蔵」
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