...僕のところへサンドウィッチの包といっしょに一通の手紙を持って来たんだ」「ほう...
海野十三 「地球発狂事件」
...アラビアのトルコ領のメソポタミヤから来た一通の手紙がとゞきました...
鈴木三重吉 「勇士ウ※[#小書き片仮名ヲ]ルター(実話)」
...召使が一通の手紙を持って入ってきた...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...病院へ一通の手紙がとどけられた...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「イオーヌィチ」
...一通の手紙と云うのが...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「暗号舞踏人の謎」
...自分が一通の手紙も一通の覺え書きもついぞナターリヤ・ヴァシーリエヴナ宛に出した覺えのないことを確かめた...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...箪笥(たんす)の鍵を添へて一通の手紙置きてあり...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...親分」八五郎は懐中から一通の手紙を出すと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...リザヴェッタに一通の手紙をとどけに来た...
プーシキン Alexander S Pushkin 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...そして一通の手紙は探偵に渡された...
モーリス・ルブラン Maurice Leblanc 婦人文化研究会訳 「探偵小説アルセーヌ・ルパン」
...私は一通の手紙を書いてゐた...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 堀辰雄訳 「「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から」
...私の所へ一通の手紙が来た...
宮城道雄 「垣隣り」
...一通の手紙でも見る毎に何かいいものが出て来そうな...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...だが一通の手紙が届いた...
柳宗悦 「思い出す職人」
...一通の手紙さえ残ってはいなかった...
山本周五郎 「古今集巻之五」
...その海村の宿の主人から一通の手紙が届いた...
山本周五郎 「麦藁帽子」
...貴女(あなた)から……何卒(どうぞ)……そしてこの手紙を見せて下さい」と云ううちに又内ポケットから日本封筒に入れた一通の手紙を出した...
夢野久作 「暗黒公使」
...一通の手紙が中に潜(ひそ)んでいた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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