...僕は一足飛びにバスの部屋へ行き...
芥川龍之介 「歯車」
...一足飛びには面目を改めないのである...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...いくばくもなく風説の女主人公たる貴夫人の夫君が一足飛びの栄職に就いたのが復(ま)たもや疑問の種子となって...
内田魯庵 「四十年前」
...この階段を経ずして一足飛びには進み兼ねるけれども...
大隈重信 「現代の婦人に告ぐ」
...自動車に乗込みさへしたらその儘一足飛びに往(ゆ)きつかれるものだと思つてゐるのだ...
薄田泣菫 「茶話」
...一足飛びに大金持になれるものと心得...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...女髪結の娘でも縹緻(きりょう)がよければ一足飛びに奥さんにするとかいう風であったから...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...復古主義などを通らなくても一足飛びに...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...声のしたところへ一足飛びに走って来て...
中里介山 「大菩薩峠」
...手古舞のところまで一足飛びにかけて来て...
中里介山 「大菩薩峠」
...それじゃ一足飛びに十時にしてしまいましょう...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...「あれだッ」と思うと一足飛びに――それを見た女は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一足飛びに取って返したのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...八五郎の胸倉を離すと一足飛びに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一足飛びに母家へ飛び込んで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...眞に一足飛びに駈け付けました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一足飛びに北京黨になつてしまつた...
長谷川時雨 「北京の生活」
...一足飛び――大てい...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??