...一足違いで間に合わず...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...あなたが恨みをいいたかった人は、一足違いで、死骸になってしまったらしいですよ...
海野十三 「断層顔」
...一足違いで、僕が飛び込んだのです...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...今朝は別して師匠の事が気に掛って何んだか一刻半刻を争うように思われたので……一足違いで師の臨終に逢えないような気がしたので...
江見水蔭 「死剣と生縄」
...「一足違いでした...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「恐怖の幻兵団員」
...一足違いで密閉を免れたお品は...
大阪圭吉 「坑鬼」
...一足違いで君に逢えなかった...
中里介山 「大菩薩峠」
...たった一足違いでねえ君...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...貴方が一足違いで築地の八方館をお出かけになった後(あと)でした...
夢野久作 「冥土行進曲」
...一足違いで貴方を取逃がされたのを非常に残念がり...
夢野久作 「冥土行進曲」
...一足違いで惜しいことをいたした」「何しろうつつの病人ですから...
吉川英治 「江戸三国志」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??