...今までの我国の歴史をつうじて一貫している事実は...
伊丹万作 「政治に関する随想」
...全体に明るい朗らかな諧調(かいちょう)が一貫している...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...それには従来の絵に見るような奔放なところは少しもなくて全部が大人しい謹厳な描き方で一貫している...
寺田寅彦 「津田青楓君の画と南画の芸術的価値」
...甚だ首尾一貫している...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...今日にまで一貫しているその直接経験説は...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...こうした根本的矛盾が一貫していることは...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...その故に夫が自然科学の方法と根本的に一貫していることが最も重大な特色をなす...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...この本業と余技とのつながりが一貫している場合も少なくないのである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...その反対に用語を違えても思想に至っては一貫していることもある...
新渡戸稲造 「平民道」
...古来から日本人に一貫している...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...上古から自由主義と素朴主義で一貫しているのは...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...城の事務が一貫していることに驚いてしまった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...それは「汽車のなか」がはじめから終りまでトピックの話し方で一貫しているのに対して...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「世相」を「眺め」て「おもしろおかしく」「早く描く」と言うことで一貫している...
三好十郎 「恐怖の季節」
...それが殆(ほとん)と日本の全国に一貫している事である...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...天性の一貫しているところを明白に認める事が出来る...
夢野久作 「近世快人伝」
...という態度で一貫している...
和辻哲郎 「鎖国」
...形而上学でも倫理学でも宗教学でもすべて先生の独特な原理で一貫している...
和辻哲郎 「初めて西田幾多郎の名を聞いたころ」
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