......
関口存男 「移轍(Anakoluth)」
...しかしその数あるお経の中で、この『心経』ほど、首尾の一貫した、まとまった、しかも簡単なお経は他にないのであります...
高神覚昇 「般若心経講義」
...意味の一貫したものを試みて見ようというのが主眼であって...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...一貫した誠意や思慮を要する問題は別として...
徳田秋声 「仮装人物」
...それ自身の一貫した歴史的発達を持っている場合も忘れてはならない...
戸坂潤 「技術の哲学」
...批判主義の一貫した体系に於ては少しも積極的な役割を有っていないことからでも判るように...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...それが一貫した特色として誰の眼にも一眼見て判るように出来ている...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...全體として一貫した意見があつたことは疑ひない...
内藤湖南 「支那目録學」
......
仁科芳雄 「日本再建と科學」
...いかに必死的な熱情をもつて過去を一貫したかといふこと...
萩原朔太郎 「芥川龍之介の死」
...若し一貫したる性質のものとする時は寶治二年二月五日の條の云義顯云泰衡...
原勝郎 「吾妻鏡の性質及其史料としての價値」
...想像の堅実で永久的かつ首尾一貫した原理にのみ由来すると自任する...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...其を一貫した「実」と云うものがなければ...
宮本百合子 「大いなるもの」
...コフマンはこの一貫した方針に立って...
宮本百合子 「科学の常識のため」
...首尾一貫したものによって動かず...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そのプログラムで一貫した...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...是は大昔から今の世の中までを一貫した潮流であり...
柳田国男 「木綿以前の事」
...一貫した大策をたどっているに過ぎなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??