...それは一興だったね...
...ちょっと一興しようか?- Shall we have a little fun?...
...彼と話すといつも一興する...
...パーティーで一興した...
...楽しいイベントが一興されるよ...
...平日の積る話を語り合ふも亦一興なり...
石井研堂 「元日の釣」
...城南方面を第一興行地にしようじゃないかといいだしたのは...
海野十三 「爆薬の花籠」
...いやな仲間もまた一興ぢやないか...
太宰治 「ダス・ゲマイネ」
...いやな仲間もまた一興じゃないか...
太宰治 「ダス・ゲマイネ」
...と続けるのも一興だ...
太宰治 「千代女」
...ランプのあかりで古典を読むのも一興であることを失はない...
種田山頭火 「其中日記」
...(書中の固有名詞などの書き方が頗る振つてゐるのも一興...
土井晩翠 「新詩發生時代の思ひ出」
...彼らが一興行するフランクフルトまで...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...時にとっては一興である...
豊島与志雄 「文学以前」
...この山国に立籠(たてこも)って天下の勢(せい)を引受けてみるも一興ではないか」「左様な要害なればこそ...
中里介山 「大菩薩峠」
...かえって臭い奴に来られてみるのも一興かも知れないという気分になっているうちに...
中里介山 「大菩薩峠」
...大抵一興行が二十五日ですから...
三浦環 「お蝶夫人」
...現世で食い散らさせるのを眺めるのも一興じゃと思うがな...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...いや一興(きょう)一興...
吉川英治 「私本太平記」
...聞いてみるのも一興だ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...或いは酔中朦朧(もうろう)の一興と逆に愉(たの)しんでいたことかもわからない...
吉川英治 「新・水滸伝」
...「自分たちに取っても一興...
吉川英治 「宮本武蔵」
...その雨漏に濡れながら急に唄い出した声の意外にも澄んで清らかであったも一興であった...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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