...第一腹がすわりませんや...
芥川龍之介 「老年」
...第一腹が耗(へ)って蒲団も帽子も上衣(うわぎ)もないのだ...
魯迅 井上紅梅訳 「阿Q正伝」
...第一腹がへるので...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...第一腹が減って、目がまわりそうだ」「あれっ、強いといばった人が、もはやそんなに弱音をふくんじゃ、やっぱり弱虫の方だね...
海野十三 「人造人間エフ氏」
...もとより一腹(ぷく)一対(つゐ)の中に育ちて他人交ぜずの穏かなる家の内なれば...
樋口一葉 「たけくらべ」
...元來(もとより)一腹一對の中に育ちて他人交ぜずの穩かなる家の内なれば...
樋口一葉 「たけくらべ」
...元來(もとより)一腹(ぷく)一對(つゐ)の中(なか)に育(そだ)ちて他人(たにん)交(ま)ぜずの穩(おだや)かなる家(いへ)の内(うち)なれば...
樋口一葉 「たけくらべ」
...第一腹が張らない...
古川緑波 「富士屋ホテル」
...第一腹中(ふくちゅう)の新年今日は正月の元日とて天地乾坤(てんちけんこん)自(おのずか)ら長閑(のどか)なる中にここにも春風の浸(し)みて来にけん...
村井弦斎 「食道楽」
...集まって来る者がちょうど一腹の数ほどあった...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...しかもおかしい事には一腹に三人の四人も...
柳田国男 「山の人生」
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