...「一聯詩」を作りたいけど、上手くできない...
...彼は一聯目で優勝を決めた...
...「一聯の句」を覚えるために、毎日練習している...
...筆者の小説は一聯一聯に重みがある...
...雑誌に一聯の広告が載っていた...
...歌詞は六行一聯の六聯で...
石川啄木 「雲は天才である」
...そこの第一聯隊と第三聯隊との間に龍土軒と云ふ佛蘭西(フランス)料理屋がある...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...それは扉をしめる拍子(ひょうし)に自動式にそこを狙って前の壁の中に仕掛けてある機関銃が一聯の猛射を行(や)ったものである...
海野十三 「大使館の始末機関」
...この一聯の事件のどの部分に当てはめて見ても...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...結脈(けちみやく)一つに珠數(じゆず)一聯のみ...
高山樗牛 「瀧口入道」
...その一聯の遺書の...
太宰治 「東京八景」
...たとへば此所に一聯の美しい自由詩がある...
萩原朔太郎 「青猫」
...乃木坂倶樂部乃木坂倶樂部は麻布一聯隊の附近...
萩原朔太郎 「氷島」
...後できけば二部隊(むかしの十一聯隊)は全滅ださうです...
原民喜 「書簡」
...決然と分岐する鋪装道路や高層ビルの一聯(れん)が...
原民喜 「火の唇」
...十人の手勢にてよく一聯隊の敵を斬り伏せるてふ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...その詩の最後の一聯のごときは...
堀辰雄 「旅の繪」
...第一聯の間はかなりきれいで...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ルイスヒェン」
...薄曇(うすぐも)る日はどんみりと霜(しも)をれて乙州(おとくに)鉢(はち)いひ習(なら)ふ声の出かぬる珍碩(ちんせき)染めてうき木綿袷(もめんあわせ)のねずみ色里東(りとう)撰(よ)りあまされて寒き明(あけ)ぼの探志(たんし)この一聯(いちれん)の前の二句は...
柳田国男 「木綿以前の事」
...「勇(いさ)み立つ鷹(たか)引すうる嵐かな」という発句(ほっく)をもって始まっている一聯(いちれん)である...
柳田国男 「木綿以前の事」
...彼に続いて一大隊が、一聯隊が、そうして敵軍は崩れ出した...
横光利一 「ナポレオンと田虫」
...これは一聯の数字で...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
...殆んどその一聯ごとに場所を換へて啼いてゐる...
若山牧水 「鳳來寺紀行」
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