...中国歴史の一編として、冊封体制は多くの国と中国の宗主国関係を取り上げている...
...彼女は毎晩のように、唐詩選から一編の詩を選んで勉強している...
...それがこの本の第一編にはかなり綿密に書いてあるようだよ」「科学的にも価値がありそうかい」「ずいぶんダータはよく集めてあるよ」そういいながら園はそこにあった葉書をしおりにはさんで書物を伏せた...
有島武郎 「星座」
...我れの有するものただ一編の文章のみ...
有島武郎 「星座」
...尤も第一編は春廼舎の加筆がかなり多かったから多分の春廼舎臭味があった...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...一編の小説をもって...
ツルゲーネフ 神西清訳 「はつ恋」
...原則としてはともかくも上記のごとき有機的に制定された道筋を通らなければ一編の有機的な映画はできるはずはないのである...
寺田寅彦 「映画芸術」
...この一編の覚え書きのような未定稿が...
寺田寅彦 「映画の世界像」
...この一編の正当な存在の意義を認容される事ができれば著者としてむしろ望外の幸いである...
寺田寅彦 「比較言語学における統計的研究法の可能性について」
...一ルクレチウスの第一編は女神ヴィナスに呼びかけた祈りの言葉で始まっている...
寺田寅彦 「ルクレチウスと科学」
...そののちのグローリア・スコット号の消失に関する一編は...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「患者兼同居人」
...一編の主眼であった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...偉人も一編の劇も...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...昭和二年七月春陽堂の編輯した『明治大正文学全集』第三十一編にも『すみだ川』が載せられている...
永井荷風 「すみだ川」
...雪の日といふ小説の一編あまばやの腹稿なる...
長谷川時雨 「樋口一葉」
...十一編名分をもって偽君子を生ずるの論第八編に...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...左の一編は十一月一日...
福澤諭吉 「〔気品の泉源、智徳の模範〕」
...「日本男子論」の一編...
福沢諭吉 「日本男子論」
...寧ろ散文の詩と云ふべきものに至りては田口君の作に於て只一編だも見るべからず...
山路愛山 「明治文学史」
...後者が一編「四〇」または「五〇」くらいであった...
山本周五郎 「青べか物語」
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