...中国歴史の一編として、冊封体制は多くの国と中国の宗主国関係を取り上げている...
...彼女は毎晩のように、唐詩選から一編の詩を選んで勉強している...
...我国開国の次第より幕末外交の始末を記述して別に一編と為(な)し...
石河幹明 「福翁自伝」
...一編の冊子となせり...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...これがため一瓩(キログラム)の焼夷弾約四十トンを撒布(さっぷ)すべし!」「承知! 我等が司令! 直ちに行動を始めん」焼夷弾を積んだこの第一編隊は...
海野十三 「空襲警報」
......
坪井正五郎 「コロボックル北海道に住みしなるべし」
...この一編はただ一つの予報のようなものに過ぎない事を断わっておきたい...
寺田寅彦 「浮世絵の曲線」
...原則としてはともかくも上記のごとき有機的に制定された道筋を通らなければ一編の有機的な映画はできるはずはないのである...
寺田寅彦 「映画芸術」
...この一編の覚え書きのような未定稿が...
寺田寅彦 「映画の世界像」
...私のこの一編を書くに至った動機であったのである...
寺田寅彦 「物理学圏外の物理的現象」
...あるいはまたアカデミックな精白米の滋味に食い飽きて一種のヴィタミン欠乏症にかかる恐れのあるときの一さじの米ぬかぐらいのつもりでこの一編の所説の中に暗示された何物かを味わってもらわれれば...
寺田寅彦 「量的と質的と統計的と」
...そこで話の骨に勝手な肉をつけて一編未熟の小説を起草して国民新聞に掲げ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...一編の作は悲劇物語めいた文体で書かれていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...一編の主眼であった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...第一編 歴史の数ページ一善(よ)き截断(さいだん)一八三一年と一八三二年とは...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...第七節 第一編の結論けれども...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...一編の作品をつくり上げるのに...
平林初之輔 「昭和四年の文壇の概観」
...私はたいがい戯曲を一編書きあげるのに三カ月を要しますが...
三好十郎 「抵抗のよりどころ」
...(郷土研究一編...
柳田國男 「日本の伝説」
...これは本郷邊の印刷所に勤めてゐた青年が(その以前籾山書店にゐた關係から歌集出版などに眼をつけてゐたと言つてゐた)突然訪ねて來て叢書の中の一編として出したいからと云つて急に原稿を纒めさせられたものであつた...
若山牧水 「樹木とその葉」
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