...賢いようでも年が若いから一筋に思いこんで迷ってるものと思えば不愍(ふびん)でもあるから...
伊藤左千夫 「春の潮」
...一筋に無念でならぬのだ...
伊藤左千夫 「春の潮」
...ただ一筋に彼女を激励した...
海野十三 「蠅男」
...なおも被害民有志を激励しつつ鉱業停止の一筋につながって請願運動をつづけた...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...死ぬ数時間前に私が持つて行つたサンキストのレモンの一顆(いつか)を手にした彼女の喜も亦(また)この一筋につながるものであつたらう...
高村光太郎 「智恵子抄」
...その一筋につながることを体現したのである...
種田山頭火 「其中日記」
...四甲野(こうの)さんの日記の一筋に云う...
夏目漱石 「虞美人草」
...暗いながら一筋に奥の方まで見える訳であった...
夏目漱石 「門」
...一筋に物を考へるのが平次のやり方の一つでもありました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...只一筋にはけて行く白い水の手ざわりを一人で楽しんでいる...
林芙美子 「新版 放浪記」
...只一筋にそっとはけて行く白い水の手ざわりを楽しんだ...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...一筋に詰らぬくだらぬ...
樋口一葉 「十三夜」
...彼の頭は夕立よりもはるか上の方にあったので、髪の毛一筋にも、雨のしずくはかかっていませんでした!巨人はハーキュリーズがまだ海岸に立っているのを見ると、彼にむかって、また怒鳴り出しました...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...しかも至純の感情をたゞ一筋に守り通すことによつて生甲斐を與へられるのである...
水上瀧太郎 「覺書」
...芸一筋に生きられたと感謝しております...
宮城道雄 「心の調べ」
...一筋に長く解けた女の帯は...
吉川英治 「江戸三国志」
...琵琶一筋に生きようなどと...
吉川英治 「私本太平記」
...一筋に書く以外の雑事や伴奏に余り煩(わずら)わされたくないからである...
吉川英治 「随筆 新平家」
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