...お由の屍骸を一番初めに見附けて来たなあ何処の何奴(どいつ)だ...
海野十三 「白蛇の死」
...これは素人のわれわれが一番初めに知りたいところである...
海野十三 「成層圏飛行と私のメモ」
...一番初めには狩野老人の代理...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...一番初めに縦横の線だけのものをやる...
高村光太郎 「回想録」
...あれは一番初めに自分でモデルになったので...
高村光太郎 「美術学校時代」
...一番初めにどう云う所へ心をむけるであろうかと云うことについて...
コナンドイル 三上於莵吉訳 「グロリア・スコット号」
...一番初めにお延の耳を打ったのは「愛」という言葉であった...
夏目漱石 「明暗」
...あの模樣の一番初めのを書いて見たんだ」「へエ――」「ところで...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...今朝一番初めに死骸を見付けたのは?」「近所の衆であつたよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...正月の一番初めの子の日...
南方熊楠 「十二支考」
...ミモザの黄色い花が出ます、一番初めの花は、雪の下(ポド・スネージュヌイ)という白い小さい花です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...一番初めのように...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...しらずしらずのうちに一番初めに立ち帰りまして...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...一番初めに、初茸が立ち上って挨拶をしました...
夢野久作 「きのこ会議」
...何気なく一番初めの赤い表紙の小冊子を開いて...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...一番初めに見えたのは...
夢野久作 「奇妙な遠眼鏡」
...一番初めにその鳥に留られた城が自分の先祖の城だったのだと矢代は思うと...
横光利一 「旅愁」
...一番初めに馬春堂が見つけたので...
吉川英治 「江戸三国志」
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