...一番初め錦輝館で...
淡島寒月 「活動写真」
...この場所が一番初めによごれが目立つからである...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...紙風船の作業は、一番初めに、あの花びらのような材料の組み合わせを作る...
海野十三 「柿色の紙風船」
...お由の屍骸を一番初めに見附けて来たなあ何処の何奴(どいつ)だ...
海野十三 「白蛇の死」
...掛図の一番初めの図に「瓦」がありました...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...一番初めに縦横の線だけのものをやる...
高村光太郎 「回想録」
...一番初め、偽名した時は橘(たちばな)だったわね...
永井荷風 「ひかげの花」
...一番初めに広告を書いた良寛さんが...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...そのスイッチを返し一番初めに捻ったスイッチを巻いて見たが...
林芙美子 「泣虫小僧」
...玩弄さるる美一番初めに云って置きたいのは...
松永延造 「職工と微笑」
...ミサ子は死なねばならなかったのか? 之が一番初めの...
松永延造 「職工と微笑」
...アンデルセンの「絵のない絵本」の一番初めの話は...
宮本百合子 「衣服と婦人の生活」
...五月三日“伊豆の地平線はちょうど私のお乳のさきにさわるくらいの高さに見えた”一番初めにお目にかかったときにも...
山崎富栄 「雨の玉川心中」
...その一番初めに載っていたのはなつかしい老先生の写真であったが...
夢野久作 「あやかしの鼓」
...しらずしらずのうちに一番初めに立ち帰りまして...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...一番初めに、初茸が立ち上って挨拶をしました...
夢野久作 「きのこ会議」
...何気なく一番初めの赤い表紙の小冊子を開いて...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...あの!巴里(パリイ)から来いと云つて来ました一番初めの手紙ね...
與謝野晶子 「帰つてから」
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